【本編完結】初恋の彼と婚約できたので、思わず感涙してしまいそうなプロポーズを所望します

 17歳の冬、私は子供の頃から大好きだった彼の婚約者になった。

 彼はエイデン・ウェスティン伯爵令息。真っ直ぐな黒髪に黒い瞳。男性にしては背は高い方ではないけど、いつも姿勢が良くてその眼差しはとても凛々しい。……ついにこの時が来たわ。私は立ち上がって声高に言い放った。

「私は婚姻の日までにエイデン様からの『感動的なプロポーズ』を要求します!」

「………………は?」

 いつも眉間にシワを寄せている1つ年上の幼馴染みの男の子を、初恋フィルター搭載の女の子がガンガン追いかけるお話です。


拙作「私の望み通り婚約を解消しようと言うけど、そもそも半年間も嫌だと言い続けたのは貴方でしょう?〜初恋は終わりました。」に登場していたエイデンの婚約者視点になります。
今作だけでも読めるように書いていくつもりですが、前作も読んでいただけると嬉しいです。

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