病弱娘のトリセツ~契約結婚での冷遇は、殺人未遂で訴えます!~

本日より、わたしは敵陣へ赴く。まあ、存外早く決着が付くかもしれんが――――

門を潜ると、敵が整列してわたしの到着を待っていた。

見たところ総大将はいないが、それはそれで好都合というものよ。故に、高らかに宣言しようではないかっ!!

「みなさま! 本日より、貴家へ輿入れすることとなりました。わたくし、ディステルと申します。どうぞ、お見知り置きを! と、お嬢様が申しております」

と、わたしの侍女が声を張り上げた。

「本日より、貴家へ輿入れするお嬢様からのお言葉です! 『わたくしへの冷遇は殺人未遂と見なし、然るべき機関へ訴える。相応の覚悟を以て行うように』!」

返されるはブーイングの嵐だが、宣戦布告は上々と言ったところか?

設定はふわっと。
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