【完結】お城で愛玩動物を飼う方法~わたくしの小鳥さん達~

わたくしには、飼っている小鳥がおります。

綺麗な声で歌う小鳥さんと、綺麗な音を奏でる小鳥さん。

わたくしの我儘で・・・檻の中へと閉じ籠こめてしまった小鳥さん達。

わたくしへ安らぎを教えてくれた小鳥さん。

わたくしは大丈夫よ、大丈夫だから。

後で、ちゃんと……この手を、放すから――――

お城へ、殿下へ嫁ぐその前には――――

一人になっても、平気なように頑張るから。

だからどうか――――それまでは、待っていて? わたくしの、・・・小鳥さん達。

と、思っていたのに、王子に婚約解消を切り出されたので、これ幸いと忠告だけして小鳥さん達と出奔するお話。

令嬢がした忠告は、『お城で愛玩動物を飼う方法』にて。

メリバ風味→ハピエン風味に。

設定はふわっと。『お城で愛玩動物を飼う方法』を読んでなくても大丈夫です。
24h.ポイント 0pt
10
小説 183,737 位 / 183,737件 恋愛 55,987 位 / 55,987件