黒き天の御使いの厳戒と救済。~『イエス、ショタコンノータッチ! イエス、ロリコンノータッチ!』~
わたしの名はディアナローズ。辺境伯家の娘だ。
うちには、わたしと弟がいる。わたしが女なので、弟が後を継ぐと思われているのだが……残念なことに、弟は脳筋気味で割とアホだ。
それで、わたしと弟の婚約はどちらが跡取りor領主補佐になってもいいように組まれたのだという。まあ、我が家が幾つか爵位を保有しているからできる婚約と言ったところか。
「貴様と話してると、まるで家庭教師に教えを請う出来の悪い生徒に思えて来る」と、婚約者に言われ、わたしは前世の記憶を思い出した。
婚約者に未練は無く、入国管理がユニークだという帝国へ留学することに決めた。
そして、帝国の入国管理の模様を見学させてもらうことができたのだが……まず、犯罪歴のある無しの確認。そして、貴族や富裕層などは好色家であれば、とある言葉の宣誓と書き取りを千回して提出するとのこと。
その言葉が――――『イエス、ショタコンノータッチ! イエス、ロリコンノータッチ!』だというのだから、最初に聞いたときには思わず大爆笑してしまったぞ。
前世ではある種、ギャグ扱いの言葉だったからな!
設定はふわっと。
短編。『親同士の再婚で義兄弟姉妹となった相手に心惹かれる理由……の、考察。~わたくし、婚約を再考することにします~』に出てたディー様が帝国へ留学を決めた話。『親同士の~』を読んでなくても大丈夫です。
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