【完結】船宿さくらの来客簿

「百万人都市江戸の中から、たった一人を探し続けてる」

深川の河岸の端にある小さな船宿、さくら。
そこで料理をふるうのは、自由に生きる事を望む少女・おタキ。

はまぐり飯に、菜の花の味噌汁。
葱タレ丼に、味噌田楽。
タケノコご飯や焼き豆腐など、彼女の作る美味しい食事が今日も客達を賑わせている。

しかし、おタキはただの料理好きではない。

彼女は店の知名度を上げ、注目される事で、探し続けている。
明暦の大火で自分を救ってくれた、命の恩人を……。


●江戸時代が舞台です。
●冒頭に火事の描写があります。グロ表現はありません。
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