星の王子さまが教えてくれた、かけがえのない時間~君と過ごす永遠の約束~

高校2年生のあかりは、駅前の喫茶店「モカ」でお気に入りの本『星の王子さま』を読みながら、いつものようにホットココアを飲んでいた。

そこに現れたのは、隣の高校の3年生・悠人。満席の店内で空いていたあかりの向かいの席を借りたことがきっかけで、二人はすぐに意気投合する。好きな本、音楽、将来の夢……共通点が次々と見つかり、自然と会話が弾んだ。

「かけがえのないものにするのは、費やした時間だ」――『星の王子さま』のキツネの言葉を二人とも大好きだと言い、笑い合う。

やがて付き合い始めた二人だったが、悠人の大学合格とともに遠距離恋愛が始まる。あかりは高3の受験生に。会えない日々が続き、不安や嫉妬が心を揺らすこともあった。それでも、LINEや電話、限られた再会で支え合い、絆を深めていく。

あかりの合格が決まり、ようやく同じキャンパスで毎日を過ごせるようになった二人。甘い大学生活、同棲、就活の試練、フランス旅行でのプロポーズ、そして結婚へ――。

出会いから10年以上。遠距離の辛さ、受験の苦しさ、すれ違いの切なさもすべて乗り越え、二人は『星の王子さま』の言葉通り、費やした時間で互いをかけがえのない存在にしていく。

純粋で温かい、長期恋愛ストーリー。
読めばきっと、あなたも誰かを大切に思える――そんな優しい恋の物語です。
24h.ポイント 0pt
0
小説 216,873 位 / 216,873件 恋愛 63,622 位 / 63,622件

あなたにおすすめの小説

王太子殿下が好きすぎてつきまとっていたら嫌われてしまったようなので、聖女もいることだし悪役令嬢の私は退散することにしました。

みゅー
恋愛
 王太子殿下が好きすぎるキャロライン。好きだけど嫌われたくはない。そんな彼女の日課は、王太子殿下を見つめること。  いつも王太子殿下の行く先々に出没して王太子殿下を見つめていたが、ついにそんな生活が終わるときが来る。  聖女が現れたのだ。そして、さらにショックなことに、自分が乙女ゲームの世界に転生していてそこで悪役令嬢だったことを思い出す。  王太子殿下に嫌われたくはないキャロラインは、王太子殿下の前から姿を消すことにした。そんなお話です。  ちょっと切ないお話です。

【短編】記憶を失っていても

あさぎかな@コミカライズ決定
恋愛
 7年以上前の記憶のない平民出身のラチェルは、6年前に娘のハリエットを生んでからグリオス国のアンギュロスの森付近の修道院で働きながら暮らしていた。  そんなある日ハリエットは見たことのない白銀色の大樹を見つけたと、母ラチェルに話すのだが……。  これは記憶の全てを失ったラチェル──シェシュティナが全てを取り戻すまでのお話。 ※氷雨そら先生、キムラましゅろう先生のシークレットベビー企画開催作品です( ´艸`)

婚活嫌いのパイロットは約束妻に恋をする

円山ひより
恋愛
湯沢蕗(ユザワ フキ) 28歳 スターブルー・ライト航空株式会社  グランドスタッフ × 向琉生(ムカイ ルイ) 32歳 スターブルー航空株式会社 副操縦士 「ーーじゃあ、俺と結婚しようか」 さらりと言われた言葉。 躊躇いのないプロポーズが私の心を乱す。 「大切にすると約束する」 指先に落とされた、彼の薄い唇の感触に胸が詰まった。 私は祖母の遺言に則って実家のカフェを守るため、あなたは広報動画出演の影響による数々の迷惑行為対策と縁談よけに。 お互いの利益のための契約結婚。 『――もう十分がんばっているでしょう』 名前も知らない、三年前に偶然出会った男性。 孤独と不安、さみしさ、負の感情に押しつぶされそうになっていた私を救ってくれたーーきっと、訓練生。 あの男性があなたであるはずがないのに。 どうして、同じ言葉を口にするの? 名前を呼ぶ声に。 触れる指先に。 伝わる体温に。 心が壊れそうな音を立てる。 ……この想いを、どう表現していいのかわからない。 ☆★☆★☆★☆ こちらの作品は他サイト様でも投稿しております。

王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る

家紋武範
恋愛
王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。 しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。 仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。 そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。

実家を追放された地味令嬢、呪われた『氷の騎士』様の元へ身代わり婚。枯れた庭を癒やしていたら、旦那様の呪いも解いてしまい溺愛ルート突入です!

黒崎隼人
恋愛
「貴方の庭を、救わせてください」 実家で空気のように扱われてきた地味な伯爵令嬢リゼット。 彼女は、妹の身代わりとして「氷の騎士」と恐れられる呪われた侯爵、ギルバートの元へ厄介払いされる。 待っていたのは、荒れ果てた屋敷と、死に絶えた庭園。 そして、呪いに蝕まれ、心を閉ざした孤独な騎士だった。 しかし、リゼットには秘密があった。 触れるだけで植物を蘇らせる「癒やしの力」。 彼女がこっそりと庭を再生させていくうちに、頑なだったギルバートの心も次第に溶かされていき――? 「リゼット、君は俺の誇りだ」 これは、虐げられた令嬢が荒野を緑の楽園に変え、最強の騎士に溺愛される、再生と幸福の物語。

完結 辺境伯様に嫁いで半年、完全に忘れられているようです   

ヴァンドール
恋愛
実家でも忘れられた存在で 嫁いだ辺境伯様にも離れに追いやられ、それすら 忘れ去られて早、半年が過ぎました。

結婚初夜、「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と夫に言われました

ましゅぺちーの
恋愛
侯爵令嬢のアリサは婚約者だった王太子テオドールと結婚した。 ちょうどその半年前、アリサの腹違いの妹のシアは不慮の事故で帰らぬ人となっていた。 王太子が婚約者の妹のシアを愛していたのは周知の事実だった。 そんな彼は、結婚初夜、アリサに冷たく言い放った。 「何故彼女が死んでお前が生きているんだ」と。

『婚約破棄された悪役令嬢ですが、嫁ぎ先で“連れ子三人”の母になりました ~三人の「ママ」が聞けるまで、私は絶対に逃げません~』

放浪人
恋愛
「母はいりません」と拒絶された悪役令嬢が、最強の“ママ”になるまでの物語。 「君のような可愛げのない女は、王妃にふさわしくない」 身に覚えのない罪で婚約破棄され、“悪役令嬢”の汚名を着せられたクラリス。 彼女が新たに嫁いだのは、北方の辺境を守る「氷の公爵」ことレオンハルト・フォン・グレイフだった。 冷え切った屋敷で彼女を待っていたのは、無表情な夫と、心に傷を負った三人の連れ子たち。 「僕たちに、母はいりません」 初対面で突きつけられた三つの拒絶。しかし、クラリスは諦めなかった。 「称号はいりません。私が欲しいのは――あなたたち三人の『ママ』になれる日だけです」 得意の生活魔法『灯(ともしび)』で凍えた部屋を温め、『鎮(しずめ)』の歌で夜泣きを癒やし、家政手腕で荒れた食卓を立て直す。 クラリスの献身的な愛情は、頑なだった子供たちの心を解きほぐし、やがて不器用な夫の氷の心さえも熱く溶かしていく。 これは、不遇な悪役令嬢が「最強の母」となり、家族を脅かす元婚約者や魔獣たちを華麗に撃退し、最愛の家族から「ママ」と呼ばれるその日までを綴った物語。