断罪された悪役令嬢は、吸血鬼の棲む館へ永久追放されました
王太子の婚約者、名門の令嬢、薔薇の姫君。
──それらは、“彼女が選ばれる”はずの理由だった。
ロザリアは、愚かな嫉妬と陰謀の果てに悪女と断罪され、黒い噂の絶えない町外れの館への追放処分を受ける。
全てを失った彼女を待ち受けていたのは、今にも崩れ落ちそうな廃墟同然の館と、そこに棲まう冷たい紅玉の瞳を持つ男──ルシフェル。
「美しい者ほど、堕ちてゆく姿は甘美で、滑稽なものだ。……私はこの地獄で、己に似た愚か者が堕ちてくるのを、ずっと待っていたのかもしれない」
傲慢と矜持の果てに待つのは、贖罪か、破滅か。
或いは、それすら凌ぐ、美しい“愛”という名の罰か……
︎✦︎我儘な悪役令嬢×人間嫌いの皮肉屋な吸血鬼
✦︎耽美×退廃×ダークファンタジー
✦︎ハッピーエンドでは物足りない貴方へ
──登場人物紹介──
ロザリア・ヴァルブロワ
我儘で傲慢、自分が一番でなければ気が済まない“典型的な悪役令嬢”。虚栄の中で本当の愛を知らずに生きてきた。断罪を機に、真実の愛に触れた彼女は少しずつ変わり始める。
ルシフェル・ド・ノクス=ヴァレンティス
人間嫌いの美しい吸血姫。皮肉屋で冷たく見えるが、根は優しく不器用な性格。孤独を好みながらも、時折見せる子供っぽさが彼の矛盾と哀しみを物語る。
アルバート王太子
誰にでも分け隔てなく優しい理想の王子。その“誰にでも”の優しさを自分だけに向けられたものと信じたロザリアは、いつしか彼に執着していた。
クラリス
明るく優しく、芯の強さを持つ平民出身の少女。努力の末に王室公認の学園に入学し、誠実な姿が王太子の目に留まる。彼女への嫉妬心から、ロザリアが重ねてきた数々の悪行は公となり、断罪され、追放される。
その後、クラリスと王子は新たに婚約を結んだ。
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傲慢と矜持の果てに待つのは、贖罪か、破滅か。
或いは、それすら凌ぐ、美しい“愛”という名の罰か……
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・執筆時間空けてしまった間に途中過程が気に食わなくなったので、設定などを少し変えて改稿しています。