やっと勇者になったのに異世界転生が強すぎる件

マリダ王国の始まりは、魔王を倒した人間が最前基地に使っていた場所を開拓した場所だった。

当時彼の者は称えられ、勇者と呼ばれていた。勇者は魔王を倒したが、魔物から人間を守るため、最前基地に友人のマリダに国を作ってもらい、人間を守ることにした。

魔物の来襲も少なくなかったが、いつからか、穏やかに過ごしせたそうだ。

勇者が死んでから、マリダ二世は
「新しい勇者が必要だ」
と感じ、勇者を決める大会、勇者祭りを開催した。

その第23回開催、数いる猛者の中から選ばれたのは、新勇者、セインであった。
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