三十一文字のタイムカプセル
雨の日、傘を忘れた詩織に、同級生の千歳が差し出した一本の傘。
何気ない帰り道から始まった二人の時間は、やがて三十一文字の短歌に綴られていく。
けれど、突然の引っ越しが二人を引き離してしまう。
伝えられなかった気持ち。最後のページが白いままのノート。
二年後、春の雨が降る日に、詩織はもう一度そのノートを開く。
――三十一文字に閉じ込めた、初恋と再会の物語。
全2話完結の青春恋愛短編。
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