さようならリリア~名無しの銅級冒険者は失踪した悲運の侯爵令嬢を追う。
ある日、銅級冒険者の俺は組合長に指名依頼を告げられる。
報酬は破格だった。
断れない訳もあって、俺は依頼主に会いに行くことにした。
依頼主の侯爵は、十年前に失踪した妹のリリアを探し出してほしいという。
だが、侯爵は見つけ出したらリリアに、帝国に戻るなと伝えろというのだ。
これはただの人探しではないと予感しながら、俺は王都セレナに旅立った。
セレナで俺は偶然リリアの痕跡を見つけたが、その前に立ちふさがる組織があった。
王都の顔役、商会の主、黒衣の貴族。
襲撃と拘束、反撃に脅迫、その果てにたどり着いた真実は・・・。
名無しの冒険者の「俺」が繰り広げる異世界ノワールノベルの幕が上がる。
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