三十六日間の忘れ物
三月六日。その日、僕は事故にあった――らしい。
そして三十六日間の記憶をなくしてしまった。
なくしてしまった記憶に、でも日常の記憶なんて少しくらい失っても何もないと思っていた。
記憶を失ったまま幼なじみの美優に告白され、僕は彼女に「はい」と答えた。
楽しい恋人関係が始まったそのとき。
僕は失った記憶の中で出会った少女のことを思いだす――
そして僕はその子に恋をしていたと……
友希が出会った少女は今どこにいるのか。どうして友希は事故にあったのか。そもそも起きた事故とは何だったのか。
この作品は少しだけ不思議な一人の少年の切ない恋の物語です。
イラストはいもねこ様よりいただきました。ありがとうございます!
第5回ライト文芸大賞で奨励賞をいただきました。
応援してくださった皆様、そして選考してくださった編集部の方々、本当にありがとうございました。
そして三十六日間の記憶をなくしてしまった。
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アルファポリス公開日 2024/10/21
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退会済ユーザのコメントです
宇目埜めうさん、感想ありがとうございます!!
聖はいろいろな方向に歪んでしまったのでしょうね。それは力の副作用だったのか、あるいは気持ちが暴走してしまったのか。でも彼も方向は間違っていたけれど、好きな人のために何かをしたかったのです。
個人的には美優が一番好きなキャラだったりします。
すぐ殴るし、いろいろ言いたい事をいってくるけど、このお話の中ではいちばんまっすぐなキャラクターかもしれません。自分の気持ちのためにひなたの事をつげなかったりしましたが、最後には報われない事もわかっていたのでしょうね。
友希はまぁ記憶がなかったので仕方ないのです。
たぶんひなたと出会わなかったのならば、最後には美優と結ばれていたのでしょう。
でもひなたと出会ってしまったから、好きになってしまった気持ちは忘れられなかったのです。
ひなたも本来の明るい姿とは別に沈んでしまっていた姿を見せました。
あたりちらす彼女が読者に受け入れてもらえるかどうか、どきどきでしたが、彼女の強さを感じてもらえたのであれば嬉しいです。
いろいろと歪んでしまった愛情が、すれ違って悲しい形になるお話でしたが。
その中でも小さな希望を残せていたらいいなと思います。
本当にありがとうございました!
木立さん、読了ありがとうござあいます!
能力のところはだいぶん悩んだところではあります。多少それっぽいところは差し込んでみていますが、力の示唆するところまでは至っていないので、どこまで入れ込むかは迷いました。
力の副作用については、やっぱり何かしらのデメリットがないとやりたい放題になってしまうので、その辺のバランスは気にしてみました。
実は聖が常に敬語で話す(敬語でしか話せない)ところや「俺、○○です」みたいな一人称のあとの助詞を省くやや特徴的な話し方をするのも、力の副作用として失ったものとして考えていました。
ちなみに私は美優がとても好きでして、好きな子はいじめたくなってしまうのかもしれません。
何にしても楽しんでいただけたらうれしいです。ありがとうございました!
TwitterのRT企画から失礼します。一の1まで読ませていただきました!
3000字程度と思っていたものも、面白いわ、文章の構成が読みやすいわで、とても楽しい時間をいただいてしまいました。改行が細かくなされているのが読みやすさに貢献していたように感じました。面白かったです!!
星咲さん、ありがとうございます。
読みやすくなっていたのであれば良かったです。楽しんでもらえたら何よりです!
気が向いたらまた読んでいただけたら嬉しいです。
29話まで読了しました。
成る程、そんな過去が。しかし、まだまだ謎は解けていませんし、近づく心があれば、逆に離れてしまう心もあるわけで。
ここが恋愛の難しいところですよね。
木立さん、ありがとうございます! 近づいていく心と離れてていく心。そこは恋愛の難しいところですね。3章が終了で、ここからいよいよお話は佳境に入っていきます。再び近づいてしまったからこそ起きていく事態。この先もぜひお楽しみください!
数十年ぶりにあかとんぼの歌に触れて、作中の主人公の心情もありなんとも切ない気持ちになりました。
堅他不願さん、ありがとうございます!
ゆうやけの中の切ない雰囲気が感じられたのであればよかったです。
思い出した記憶が彼をさいなんでいきますが、この先どんな風に過ごしていくのか。
ぜひこの先もお楽しみください!
騰成さん、最後まで読んでいただいてありがとうございました!
聖の力に関しては物語のテーマとしては関係のないところなので、余白で想像してもらえれば助かりますw
ところで私の目線では友希は基本的に恋愛感情としてはひなたにしか向いていないと思うのですが、どういったところで揺れていると感じたのか教えてもらえると助かります~。
木立さん、ありがとうございますっ! この先、何を思い出していくのか。いよいよ3章に入りますが、ここからがお話が本格的に動いていきます。ぜひこの先も楽しんでいってください!
騰成さん、一気に読んでいただいてありがとうございます。
聖の力があきらかになりました。お話はあと少し。
どんな結末になるのか、最後までよかったにお楽しみください!
美優の悩みは非常に気の毒に思いますが、このカップルは難儀の連続を感じてしまいます。そこが本作最大の読みどころの一つでもありますね。
堅他不願さん、ありがとうございます!
この先二人はどうなっていくのか。友希がなくしていた記憶の中には何があるのか。
ぜひこの先もお楽しみください!
騰成さん、ありがとうございます!
祐人が忘れていたひなたとの関係を思い出させてくれました。
まだ思い出せない記憶に何があるのか。そしてひなたはどうしているのか。
この先、物語がどうなっていくのか、ぜひお楽しみください!
一人一人の個性がはっきりしていて、登場人物の様子が手に取るようにわかりますね。ちなみに私は聖氏が気に入りました。
堅他不願さん、ありがとうございます!
キャラの個性をうまく感じられたなら良かったです!
聖のことを気に入ってくださって嬉しいです!!
騰成さん、ありがとうございます!
美優目線ではとても辛い物語ですね……(^^;
少女は何者なのか。友希はどんな選択をするのか。この先もお楽しみください!
五話まで読みました。「今はまだ続いたいた」と来ましたか。またなんとも思わせ振りな(笑)
とりあえず引きは作っておかないとですしねw そしてやっと過去を思い出してきました。でもまだまだ空白の時間が残っています。この先もぜひお楽しみください!
記憶がないことがキーとなる作品のようですね。
記憶がない期間がやけに具体的なのが、気になるところ。
ありがとうございます! その通り失った記憶が鍵になる作品です。この先どうなっていくのか。ぜひお楽しみください!
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