おひるねのまんなかで

おばあちゃんのひざの上で眠る、ちいさな子どもとちいさな子犬。
ありふれた昼下がりの、なにも起こらない、でも確かに大切な時間。
いつか終わることをまだ知らないまま、ふたりと一匹は夢のなかへ。
手のひらのぬくもり、まどろみの匂い、聞こえない言葉たち。
「いま・ここ」にしか存在しない、静かで優しい瞬間をそっとすくい取った、
ほっこり、そしてじんわりと心にしみる、詩的な掌編です。
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