刺激を求めて婚約破棄されるよう仕向けたら、命まで狙われだしてもう最っ高ッ!
ゾーイは人生に退屈していた。
だから彼女は、変人で有名なヴィクター卿と無理やり婚約し、ほとんど押しかけるかたちで同居した。
わくわくすることを求めて。
だが彼は、ゾーイに興味を示さない。
なにもしてくれないどころか、見てさえくれない。
「つまらない、つまらない、つまらない〜!」
ゾーイは退屈を打破するため、工作活動をおこなった。
あまりにたくさんやったからどれが功を奏したのかわからないが、ある日、ヴィクター卿が彼女に告げた。
「出ていけ、婚約破棄だ」
ゾーイは非日常の予感に身を震わせる。
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