粉塵のパイルバンカー
空が「粉塵」に覆われ、航空機が失われた世界。
戦場の主役は、地を這う二足歩行兵器「シュテルツァー」へと変わっていた。
機械いじりが大好きな少年・カイ。
彼は愛機の整備と改造に没頭していただけのはずが……気がつけば最前線でメキメキと出世!
無骨な近接絶対破壊兵器『パイルバンカー』を片手に敵の重装甲をワンパンで粉砕し続け、いつしか敵軍から「阿修羅(アスラ)」と恐れられる最強のエースパイロットになっていた。
「隊長、一生ついていきますわ!」
「カイ、私の手料理食べて!」
圧倒的な強さと不器用な優しさで、配属される美少女エースパイロットや、ワケありの姉妹たちからは何故かモテモテの愛され状態に。
変人だらけだが腕は超一流の頼れる部下たちも集結し、気づけば最強の独立部隊の中隊長にまで成り上がってしまう。
だが、彼がその手を血に染め、戦場を無双する理由は、国家の繁栄でも大義でもなかった。
過酷な運命に巻き込まれた幼馴染の少女・ミナ。
彼女を泣かせるというのなら、軍の命令だろうが、大国の思惑だろうが、狂った世界の秩序そのものだろうが……
俺のパイルバンカーで跡形もなくぶっ壊す!
これは、機械オタクの少年が愛するたった一人の少女のために世界を敵に回し、ついでに最強の仲間たちと最高のハッピーエンドを勝ち取るまでの、爽快で重厚なメカバトル戦記!
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