白き手袋の癒し手 〜エルフの医師と小さな村の物語〜
銀紫色の髪と尖った耳を持つハーフエルフの医師スイリア・ホルシーナ。彼女はノースアイヴェリア王国の第三王女でありながら、その身分を隠し、辺境の村タジマティアで小さな診療所を営んでいる。
常に白い長手袋を身に着け、傷ついた人々を癒す彼女には、人には言えない秘密があった。14歳の時に負った火傷の痕。そして、まだ開くことのできない母からの手紙。
ハーフエルフという出自から、幼い頃から偏見に苦しんできたスイリア。王女としての責任から逃れ、一人の医師として生きることを選んだ彼女の平穏な日々は、北の山脈からの不思議な来訪者によって揺らぎ始める。
「北のエルフたちが危機に瀕している——両方の血を引く者として、あなたの力が必要だ」
葛藤する彼女の元に、王都からも呼び出しの手紙が届く。そして、村の一大イベント「豊穣祭」の前夜、彼女は自らの使命について決断を迫られることになる。
※この物語は、長編で連載中の『昭和の艦長ですが、異世界会津に召喚されました!』のスイリアの前日譚です。長編を読まなくても単体でお楽しみいただけます。
ぜひ長編のほうもご覧いただけますと幸いです。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/964614661/594953594
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