婚約破棄された夜、冷徹公爵に「十年間、君からの恋文を待っていた」と告げられました
「君との婚約を破棄する。私が愛しているのは、君の妹だ」
王太子から突然婚約破棄を言い渡された伯爵令嬢エレノア。
妹に婚約者も居場所も奪われ、社交界から笑い者にされることを覚悟した彼女に、救いの手を差し伸べたのは、氷の公爵と恐れられる幼なじみのレオンだった。
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「そうか。なら、私の前で泣いてくれ」
そして彼は、一通の古びた手紙を取り出した。
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