離婚したので、もう私のターンです ──介護も夫の浮気も置いてきました。

夜中の二時。
仕事を終えて義母の介護を済ませ、ようやく家へ戻った。

夫は――やはり、帰っていない。

「残業」と送られてきた短いメッセージは、
もう何度目かもわからない。
その言葉がとうに真実ではないことも、
私はずっと前から知っている。

介護と浮気に耐えたニ年間。
最後に選ぶのは、夫でも家族でもない。


──ああ。
 もう、終わらせてもいいのかもしれない。
 この結婚を。

これ以上、私の人生を奪わせない。
離婚した瞬間から始まる、私だけの“再生物語”。


(介護の現実は、人によって様子が違いますので、あくまで、フィクションという事で、ご了承ください)
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