病弱で太っていたので婚約解消されましたが、私は少し特殊な体質だったようです。
エヴァーグリーンランド王国の王弟ロックフェラー公爵家に生まれたアビゲイルは、6歳からある難病に苦しんでいた。
原因不明の体調不良と太りやすい病を抱え、それでも希望を持って懸命に治療を続けていた彼女だったが、ある日、幼馴染で婚約者であるウィルミントン侯爵家公子セドリックから一方的に婚約の解消を告げられてしまう。
アビゲイルは、婚約者として愛していたセドリックの口から、自身でも悩んでいた病気や容姿が原因で婚約を解消された知り、ショックでふさぎ込んでしまった。
それを見かねたロックフェラー公爵はアビゲイルのために休暇をとり、家族旅行を提案する。
行き先は、風光明媚で知られる港町ローランド。外国との交流があり、国外からの知識の交流もある場所だ。
もしかしたら、この国に無いだけで、外国にはこの病の治療法があるかもしれない。
そんな治療の糸口を期待してローランドに向かうアビゲイルだったが、彼女は病気ではなく特殊な体質の持ち主だった。
アビゲイル達がローランドに到着する頃、とある人物が同じくローランドに到着する。
トゥルケーゼ王国王太子ジュリアーノ。彼は《マンティエロの巫女》からの神託を受け《常緑の国》の《枯れぬ魔素を持つ女神》を自国に連れ帰るという目的があった…
多数の思惑が絡まり合い、アビゲイルの運命が動き出す。
※本作はエブリスタで掲載していた作品の転載になります。恋愛ファンタジートレンド最高1位・人気恋愛ファンタジー最高3位・総合人気最高68位・ページビュー38万超・スター13800超。
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