テレフォン ー1979-2018-
2018年、大分市。
事務職として孤独な日々を送る水澤塔子の元に、ある夜、一本の電話がかかってくる。 相手は、佐藤昭子。
彼女は、まだ「スマホ」も「平成」も存在しない1979年の世界から、未来の雑誌に載った塔子のプロフィールを見て電話をかけてきたのだ。
時代を超えて深まる二人の友情。
しかし、塔子たちは過去の記録から、昭子が住むアパートが間もなく全焼するという残酷な事実を知ってしまう。
断絶する回線、迫り来る炎。
39年の時を隔てた二人の約束は、果たして守られるのか――。
久保田早紀の『異邦人』が流れる秋、切なくも温かい奇跡が動き出す。
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