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今日も元気な猫達と
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「こんにちは~」
にゃんぴが木製のドアをコンコンとノックする。
俺はにゃんぴの後ろ姿を眺めながら今日も賑やかなチビ猫の相手をしなくてはならないのだなと思いふぅーと息を吐く。だけど、俺は猫が大好きなので苦にはならないのさと自分に言い聞かせた。
少し待つとギギーッとドアが開き部屋の中からチビ猫達の母親が顔を出した。その母親は俺のお母さんと同じ三毛猫だ。
「にゃんぴちゃん、こんにちは。今日もよろしくね。猫太君と猫助君もね。あ、わたしそろそろ出かけなきゃ!」
と言ったかと思うと母親は俺達を押しのけるようにして部屋から外に出てどっぴゅーんと走り去った。
「は~い、了解ですにゃん。任せてください」
にゃんぴが遠くに見える母親の背中に声をかける。母親は、こちらに振り向き「よろしくね!」と答え、前に向き直りパタパタと走り出した。
いつも慌ただしい人だなと思う。
「行っちゃったね」
「いつ見ても賑やかな人だよね」
「だよね……」
なんて話をしていると、
「にゃ~ん、うにゃ~ん。こんにちはにゃん。早く遊んでにゃん」
「うにゃ~ん、にゃ~ん! お姉ちゃん、お兄ちゃん遊ぼうにゃ~ん」
賑やかな二匹の声が聞こえてきた。
その声に振り返ると可愛らしい子猫二匹が丸くて大きな可愛らしい目で俺達をじっと見ているではないか。その目があまりにも可愛らしくて俺はきゅーんとなる。
やっぱり俺は猫が大好きなのだ。
そんな俺の足元に二匹のチビ猫達が寄ってきて頭をスリスリしてきた。ああ可愛らしくてたまらない。俺の頬は言うまでもなくだらしなく緩んでしまった。
にゃんぴが木製のドアをコンコンとノックする。
俺はにゃんぴの後ろ姿を眺めながら今日も賑やかなチビ猫の相手をしなくてはならないのだなと思いふぅーと息を吐く。だけど、俺は猫が大好きなので苦にはならないのさと自分に言い聞かせた。
少し待つとギギーッとドアが開き部屋の中からチビ猫達の母親が顔を出した。その母親は俺のお母さんと同じ三毛猫だ。
「にゃんぴちゃん、こんにちは。今日もよろしくね。猫太君と猫助君もね。あ、わたしそろそろ出かけなきゃ!」
と言ったかと思うと母親は俺達を押しのけるようにして部屋から外に出てどっぴゅーんと走り去った。
「は~い、了解ですにゃん。任せてください」
にゃんぴが遠くに見える母親の背中に声をかける。母親は、こちらに振り向き「よろしくね!」と答え、前に向き直りパタパタと走り出した。
いつも慌ただしい人だなと思う。
「行っちゃったね」
「いつ見ても賑やかな人だよね」
「だよね……」
なんて話をしていると、
「にゃ~ん、うにゃ~ん。こんにちはにゃん。早く遊んでにゃん」
「うにゃ~ん、にゃ~ん! お姉ちゃん、お兄ちゃん遊ぼうにゃ~ん」
賑やかな二匹の声が聞こえてきた。
その声に振り返ると可愛らしい子猫二匹が丸くて大きな可愛らしい目で俺達をじっと見ているではないか。その目があまりにも可愛らしくて俺はきゅーんとなる。
やっぱり俺は猫が大好きなのだ。
そんな俺の足元に二匹のチビ猫達が寄ってきて頭をスリスリしてきた。ああ可愛らしくてたまらない。俺の頬は言うまでもなくだらしなく緩んでしまった。
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