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じいちゃんに何があったんだ!!
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「三毛猫が恐ろしくてな……」
そう言ったじいちゃんはぷるぷると震えだした。
「じいちゃん、大丈夫かい? 三毛猫がどうしたの?」
「ミ、三毛猫が……ああ、爪をにょきにょきにょき~と伸ばしてな……ああ、思い出しただけでも怖いぞ!」
じいちゃんの震えは止まらない。いや、むしろ大きくなっている。
「その爪をにょきにょきにょき~と言うのは、爪の先が赤くピカッと光ったりしたのかな?」
「そうじゃよ。爪の先がピカッっと真っ赤に光り、わしをその爪で突き刺すのかと思ってそれはもうびっくりしたよ」
「その後、こんな風に、どうぞお帰りになってくださいませーーーーーーーーーー!! ってその三毛猫は叫ばなかったかな?」
にゃんぴが三毛猫の店員さんのあの時の叫び声を真似た。その声はあの三毛猫の店員さんの声に似ていてめちゃくちゃ迫力がある。
「うわぁ~こ、怖いよ~わしは怖いぞ~」
じいちゃんの表情は怯えきっている。
「ありゃま、そんなに似ていたかな?」
「に、似ているなんてものじゃないぞ。似すぎて、わしは腰を抜かしそうになったではないか」
じいちゃんはぶるぶる震えた。
「わたしって演技力があるのかな?」
にゃんぴはそう言って「どうぞお帰りになってくださいませーーーーーーーーーー!!」
と三毛猫の店員さんの真似をした。
「た、助けてくれ~」
じいちゃんは大声を上げた。
そう言ったじいちゃんはぷるぷると震えだした。
「じいちゃん、大丈夫かい? 三毛猫がどうしたの?」
「ミ、三毛猫が……ああ、爪をにょきにょきにょき~と伸ばしてな……ああ、思い出しただけでも怖いぞ!」
じいちゃんの震えは止まらない。いや、むしろ大きくなっている。
「その爪をにょきにょきにょき~と言うのは、爪の先が赤くピカッと光ったりしたのかな?」
「そうじゃよ。爪の先がピカッっと真っ赤に光り、わしをその爪で突き刺すのかと思ってそれはもうびっくりしたよ」
「その後、こんな風に、どうぞお帰りになってくださいませーーーーーーーーーー!! ってその三毛猫は叫ばなかったかな?」
にゃんぴが三毛猫の店員さんのあの時の叫び声を真似た。その声はあの三毛猫の店員さんの声に似ていてめちゃくちゃ迫力がある。
「うわぁ~こ、怖いよ~わしは怖いぞ~」
じいちゃんの表情は怯えきっている。
「ありゃま、そんなに似ていたかな?」
「に、似ているなんてものじゃないぞ。似すぎて、わしは腰を抜かしそうになったではないか」
じいちゃんはぶるぶる震えた。
「わたしって演技力があるのかな?」
にゃんぴはそう言って「どうぞお帰りになってくださいませーーーーーーーーーー!!」
と三毛猫の店員さんの真似をした。
「た、助けてくれ~」
じいちゃんは大声を上げた。
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