たると小説一覧

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かつての松山藩の藩都、そして今も愛媛県の県庁所在地である城下町・松山に、『たると』と呼ばれる菓子が伝わっている。これは、松山に英語教師として赴任してきた若き日の夏目漱石が、その『たると』の発祥の謎を追い求める物語である。
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文字数 2,983 最終更新日 2024.05.06 登録日 2024.05.05
伊予松山藩の藩主、松平定行は、長崎奉行としての職務のために乗り込んだポルトガルの船の上で、「たると」と呼ばれる南蛮菓子に出会い、これにいたく感銘を受けた。定行は何とか松山でこの味を再現した菓子を作れないかと考え、松山藩に仕える料理人、水野安左衛門に特命が下される。実物を見た事すらない菓子への挑戦という難行の末、見事安左衛門は大命を遂げ、以後、「たると」は松山の銘菓として定着するに至ったのであった。
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小説 27,367 位 / 184,461件 歴史・時代 198 位 / 2,145件
文字数 17,990 最終更新日 2021.05.30 登録日 2021.05.30
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