王宮のパティシエ、ジュリアーノは「作る菓子が美味しすぎる」という理由で投獄される。
仕事していただけなのに!? と訴えるも取り合ってもらえない。
作ったお菓子で姫君がふくよかになり、婚約破棄の危機にあるから生かしてはおけないという言いがかりまで。
納得などいくはずもない彼の前に現れたのは、城妖精。
復讐のため、姫君に「とんでもない材料」で作ったケーキを食べさせよう、と唆してくる。
※表紙はかんたん表紙メーカーさま
文字数 7,763
最終更新日 2021.11.19
登録日 2021.11.19