多国籍 小説一覧

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勇者ですが、聖女とだけ会話ができません

魔王の侵攻によって滅亡の危機に瀕したアルヴェリア王国は、異世界から四人の救世主を召喚した。 呼び出されたのは、日本人の勇者・真田蓮、フランス人の聖女クレール、南部アフリカから来た賢者シポ、そしてアマゾンの森で暮らしていた剣聖アウリ。 召喚者には《異界言語理解》の加護が与えられ、異世界人とは誰もが自由に会話できる――はずだった。 ところが、この加護は「同じ世界から来た者同士」には働かない。 日本語しか満足に話せない蓮。 フランス語を話すクレール。 そして言葉も文化も異なるシポとアウリ。 仕方なく共通語として英語を使うことになるものの、蓮の英語力は壊滅的だった。 「右!」と言ったつもりが「光!」と伝わって光魔法を撃たれ、「今は治療しなくていい」と言いたかったのに「君なんか必要ない」と告げてクレールを傷つけてしまう。 さらに賢者は魔導書を使わず薬草と自然の知識で問題を解決し、剣聖は剣より吹き矢の方が圧倒的に強い。 果たして、まともに意思疎通すらできない四人は魔王を倒せるのか。 そして蓮は、魔王より難しい「聖女への告白」を成功させられるのか。 言葉が通じないからこそ、少しずつ相手を知っていく。 多国籍の救世主たちが繰り広げる、ドタバタ異世界魔王討伐ラブコメディ。
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