軍人と令嬢 小説一覧
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初対面で初夜。終われば一言「寝るか」だけ。
伯爵令嬢イレーネが嫁いだのは、“戦争侯爵”と恐れられる寡黙な軍人・クラウス。
愛の言葉も微笑みもなく、ただ「義務だから」と抱いてくる無愛想な夫。
無口でなにを考えているのか分からない──
でも顔が良い。びっくりするほど顔が良い。
夫とどれほど心が通じなくても、侯爵夫人の務めは果たすと決めていた。
けれどある日、彼の過去が閉じ込められた侯爵邸の温室で、ふたりの距離は静かに動き始める。
義務と役割で結ばれたふたりの関係は、
少しずつ、夫婦のかたちへと変わっていく。
*全31話+番外編3話
*R18描写のある回は※印つき
*ヒストリカル要素は後半からです
本作はムーンライトノベルズにて累計1400ブクマ超、日間ランキング2位いただきました!
文字数 75,307
最終更新日 2025.11.21
登録日 2025.11.10
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侯爵令嬢のローズは、10歳のある日、背中に刀傷を負い生死の境をさまよう。
その時に見た夢で、軍医として生き、結婚式の直前に婚約者を亡くした前世が蘇る。
何とか一命を取り留めたものの、ローズの背中には大きな傷が残った。
“傷物令嬢”として揶揄される中、ローズは早々に貴族女性として生きることを諦め、隣国の帝国医学校へ入学する。
背中の傷を理由に六回も婚約を破棄されるも、18歳で隣国の医師資格を取得。自立しようとした矢先に王命による7回目の婚約が結ばれ、帰国を余儀なくされる。
7人目となる婚約者は、弱冠25歳で東の将軍となった、ヴァンドゥール公爵家次男のフェルディナンだった。
長年行方不明の想い人がいるフェルディナンと、義務ではなく愛ある結婚を夢見るローズ。そんな二人は、期間限定の条件付き婚約関係を結ぶことに同意する。
守られるだけの存在でいたくない! と思うローズは、一人の医師として自立し、同時に、今世こそは愛する人と結ばれて幸せな家庭を築きたいと願うのであったが――。
この小説は、人生の理不尽さ・不条理さに傷つき悩みながらも、幸せを求めて奮闘する女性の物語です。
※ハッピーエンドの物語ですが、81話目からはシリアスな展開も入ってきます。詳しくは、近況ボードにてお知らせしています。
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文字数 236,369
最終更新日 2025.04.04
登録日 2025.01.02
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