埴輪小説一覧

件
2
件
地方都市の外れにひっそりと佇む「埴輪博物館」。そこで学芸員として働く私、ハイジは埴輪である。相棒はおっとり天真爛漫、けれど少し問題児の受付嬢・土子。
ある日、土子のうっかりミスがきっかけで地下書庫の整理を命じられた私たちは、古びた書物の中に謎めいた伝承を見つける。それは、川の氾濫を鎮めるため生贄となった少女・おハチと、彼女を迎えに来るという謎の存在「ダビ蔵」を巡る奇妙な物語だった。
その夜、興味本位で訪れた博物館裏の川辺で、私たちはその伝承が単なる昔話ではないことを思い知ることになる――。
埴輪と古代伝承が紡ぐ、不思議で切ないミステリー奇譚、ここに開幕。
文字数 20,410
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.05.22
私は国宝級美少女、縄文のビーナス。
しかし、転入生の遮光器土偶ときたらこの私に目もくれない。
まったく忌々しいったら!
文字数 1,593
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.11
2
件