商人令嬢 小説一覧
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婚約者が私の婚礼資金で浮気相手に馬車を贈るそうなので、彼女と組んで全額回収いたします
温室の扉を開けたら、婚約者と男爵令嬢が抱き合っておりましたの。
こういうとき、令嬢に許された行動は三つですわ。泣き崩れる——却下。ドレスが汚れます。叫んで騒ぐ——却下。醜聞は独占情報のうちに使うのが鉄則ですのよ。
「ごゆっくり」
わたくし、ヘスター・ロヴェル。家業は貿易商会。商人の家の娘が最初に教わることは、こう。——感情は資産になりませんの。情報は資産になりますのよ。
翌朝から与信調査。婚約者の家の借金は金貨八千枚。わたくしの婚礼支度の勘定で、浮気相手に馬車を贈る算段まで判明いたしましたわ。
こちらから破棄すれば違約金はロヴェル持ち。ですから——わたくしより「よい金づる」を、あちらに見せて差し上げますの。
浮気相手のポピー様? あの方は被害者ですわ。ですから、商談に参りましたのよ。
復讐は一円にもなりませんもの。わたくし、回収しかいたしませんの。
感想数 2
文字数 2,216
最終更新日 2026.08.16
登録日 2026.08.16
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「君を愛す気はない」と宣言した伯爵が妻への片思いを拗らせるまで ~妻は黄金のお菓子が大好きな商人で、夫は清貧貴族です
アルキメデス商会の会長の娘レジィナは、恩ある青年貴族ウィスベルが婚約破棄される現場に居合わせた。
ウィスベルは、親が借金をつくり自殺して、後を継いだばかり。薄幸の貴公子だ。
「私がお助けしましょう!」
レジィナは颯爽と助けに入り、結果、彼と契約結婚することになった。
別サイトにも投稿してます(https://ncode.syosetu.com/n0596ip/)
感想数 2
文字数 12,605
最終更新日 2024.01.12
登録日 2024.01.12
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