暦 小説一覧
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文字数 1,793
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.04.25
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「暦など占いの真似事」と笑われましたので、来年の祭事日程はお伝えしません
ヴェンディール侯爵令嬢エルナは、千年続く暦法師の家に生まれた。星と潮と作物の周期を観測し、王国の暦・農事暦・祭事暦を毎年王宮に納めるのが家の務めである。
しかし婚約者の王太子は、エルナの仕事を「占いの真似事」と笑い、流行の数秘術師を侍らせて彼女との婚約を破棄した。
「暦など、誰がつけても同じだろう」
承りました。エルナはそう答えて、王宮への暦の納本を、静かに止めた。
翌春、貴族たちは種まきの日を間違えた。徴税官は会計年度の初日を取り違えた。戦勝記念祭は雨期の真ん中で行われた。そして、誰も「夏至の祝祭」がいつなのかを知らない。
——暦は、信じる人にしか、見えないものです。
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文字数 12,243
最終更新日 2026.05.07
登録日 2026.05.07
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文字数 3,614
最終更新日 2024.03.27
登録日 2024.03.27
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