婚外子 小説一覧
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件
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侯爵家嫡男ディーゼルのもとに、過去の一夜の相手ベルが子供を連れてやってきた。
結婚四年が経ってもディーゼルに子供がいないため養子を検討していると知り、息子の存在を知らせに来たのだ。
知らなかった婚外子の存在に、ディーゼルは複雑な思いを抱く。
子供を手元で育てたいベルは侯爵家からの選択肢を拒否し、ディーゼルの妻になることを望む。
しかし、どうにも逃げ腰のベルを、逆にディーゼルが追い詰めていくというお話です。
文字数 55,585
最終更新日 2025.09.22
登録日 2025.08.31
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政略結婚してひと月後、夫は戦争へと向かった。
一人残された私は義母と執事と伯爵家を支えた。
夫は妊娠していたことを知らない。知らせる手紙は書いたけど、返事はなかった。
そして可愛い息子リュシアンを育てながら夫の帰りを待った。
「この子を我が子として育てることにした」
そう言って夫が連れ帰ったのは、三歳にも満たない女の子だった。
「この子は?」
「俺の大切な人の子供だ」
「私にあなたの婚外子を育てろというのですか?」
私には前世の記憶がある。子育てをした記憶が。
わかったわ。育ててやろうじゃない。
自分の子供も夫の愛人の子供も、可愛いければ育てられるはずだわ。
不器用で愛想がない夫を無視しまくって子育て、やってやるわよ!
文字数 150,167
最終更新日 2025.07.03
登録日 2025.03.31
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セルシオ・ベルーガ公爵の子を産んだ令嬢が、子の認知を求めて裁判を起こした。
婚約者はいるが女性関係が激しいことで公爵は有名である。
自分が特別な存在になれるのではないかと夢を見る令嬢たちは多く、それでも今まで騒ぎになったことがなかったのは条件があったからだった。
しかし、その条件がいつしか違う内容で伝わっており、公爵は子の認知を訴えられていた。
子を認知することになれば婚約を解消することになるため、公爵は何を言われても認めようとしないが、判決は?というお話です。
文字数 25,247
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.06.12
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男爵家の娘であるルクス・サンチェスは、貧乏子爵家の次男であるティミド・ベルキスを愛した。だからこそ、彼に全てを捧げた。しかし、ティミドは別の女性と婚約してしまう。けれど、ルクスのお腹の中にはティミドの子供が宿っていた。その後ティミドに捨てられたルクスに、とある伯爵家当主との新たな縁談が舞い込んだ。ルクスは妊娠している事を隠し、伯爵家に嫁いだが―――…
※性描写はありませんが、それを思わせる表現があります。
苦手な方は、ご注意下さい。
※この作品は、他サイトにも投稿しています。
文字数 25,351
最終更新日 2024.06.21
登録日 2024.06.10
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