魔法の無い世界 小説一覧
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「私の名はエレオノーラ。――ルプス、貴方の最後の主よ」
泥にまみれ、廃棄を待つだけだった狼族の獣人、ルプス。
絶望すら忘れた彼を拾い上げたのは、奴隷制度反対を掲げて国と戦う孤高の女性当主、エレオノーラだった。
しかし彼女の歩む道は、どろりとした悪意に満ちている。
先代伯爵の不審な死、アイゼンハルト伯爵家を敵視する貴族たち、そして心を蝕む強引な求婚。
そんな彼女の重圧を『匂い』で辿り、エレオノーラの側へ行くものの、思い知らされるのは圧倒的な『格差』
求婚を申し込む公爵家次男のガイアス。高級奴隷として心を殺し、完璧にかしずくルネ。
エレオノーラの側には有能な者たちがひしめき、無力な自分を突きつけられる。
――このままじゃ、エレオノーラ様の側にいることなんて出来ない。
ルプスはこの屋敷で、奪われていた本能を研ぎ澄ませ、這い上がることを決意する。
廃棄寸前の最底辺から、孤高の女主人の『盾』となり、彼女の『唯一の従者』の座を勝ち取るまでの、忠誠と再起の物語。
※本作は、狼族の青年・ルプスと、その主であるエレオノーラの二人を軸に描くファンタジーです。主従それぞれの視点から、運命に立ち向かう姿を多角的に描写しております。繊細な心理描写、政争、駆け引きといった骨太なストーリーを重視しております。
文字数 14,270
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.20
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魔法の存在しない世界、オウラム大陸。
その世界で創成魔法と呼ばれる水の魔法を使える少女が居た。
少女は、教国の巫女として祀り上げられるが、本人は自由を得たいと望む。
数日前から、頻繁に見る夢。その夢の中では、炎を操る少年が自分に助けを
求めていた。炎と水、対なる魔法を扱う存在を知った少女は、少年を助け出す為に
外の世界に出る事を決意する。
文字数 74,939
最終更新日 2025.09.03
登録日 2025.05.02
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