悪役令嬢……とは何ですの?小説一覧

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恋愛 完結 短編
────この自慢の髪が凶器のようで怖いですって!? それなら、近付かないで下さいませ!! 幼い頃から自分は王太子妃になるとばかり信じて生きてきた 凶器のような縦ロールが特徴の侯爵令嬢のミュゼット。 (別名ドリル令嬢) しかし、婚約者に選ばれたのは昔からライバル視していた別の令嬢! 悔しさにその令嬢に絡んでみるも空振りばかり…… 何故か自分と同じ様に王太子妃の座を狙うピンク頭の男爵令嬢といがみ合う毎日を経て分かった事は、 王太子殿下は婚約者を溺愛していて、自分の入る余地はどこにも無いという事だけだった。 そして、ピンク頭が何やら処分を受けて目の前から去った後、 自分に残ったのは、凶器と称されるこの縦ロール頭だけ。 そんな傷心のドリル令嬢、ミュゼットの前に現れたのはなんと…… 留学生の隣国の王子様!? でも、何故か構ってくるこの王子、どうも自国に“ゆるふわ頭”の婚約者がいる様子……? 今度はドリル令嬢 VS ゆるふわ令嬢の戦いが勃発──!? ※そんなに~シリーズ(勝手に命名)の3作目になります。 リクエストがありました、 『そんなに好きならもっと早く言って下さい! 今更、遅いです! と口にした後、婚約者から逃げてみまして』 に出てきて縦ロールを振り回していたドリル令嬢、ミュゼットの話です。 2022.3.3 タグ追加
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文字数 94,762 最終更新日 2022.03.20 登録日 2022.02.27
 アリツェは、まんまと逃げおおせたと思った――。  しかし、目の前には黒いローブを着た少女が、アリツェたちを邪教徒と罵りつつ、行く手を阻むように立ち塞がっている。  少女の背後には、父配下の多数の領兵が控えていた。  ――作戦が、漏れていた!?  まさか、内通者が出るとは思わなかった。逃亡作戦は失敗だ。  アリツェは考える。この場をどう切り抜けるべきかと。  背後には泣き震える孤児院の子供たち。眼前には下卑た笑いを浮かべる少女と、剣を構えてにじり寄るあまたの領兵。  アリツェは覚悟を決めた。今、精霊術でこの場を切り抜けなければ、子供たちの命はない。  苦楽を共にしてきた家族同然の子供たちを、見捨てるなんてできやしない!  アリツェはナイフを握り締め、自らの霊素を練り始めた――。  ★ ☆ ★ ☆ ★  これは、ひょんなことから異世界の少年悠太の人格をその身に宿した、貴族の少女アリツェの一代記……。  アリツェは飄々とした悠太の態度に手を焼くも、時には協力し合い、時には喧嘩をしつつ、二重人格を受け入れていく。  悠太の記憶とともに覚醒した世界最強の精霊術は、幼く無力だったアリツェに父と戦う術を与えた。  はたしてアリツェは、命をつけ狙う父の魔の手を振り払い、無事に街から逃げのびられるのだろうか。  そして、自らの出生の秘密を、解き明かすことができるのだろうか――。    ◇★◇★◇ ●完結済みです ●表紙イラストはアメユジ様に描いていただきました。 【アメユジ様 @ameyuji22 (twitterアカウント) https://ameyuji22.tumblr.com/ (ポートフォリオサイト)】 ●スピンオフ『精練を失敗しすぎてギルドを追放になったけれど、私だけの精霊武器を作って見返してやるんだからっ!』も公開中です。 【https://www.alphapolis.co.jp/novel/598460848/814210883】 【小説家になろう、カクヨム、ノベルアッププラスにも掲載中です】
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文字数 884,152 最終更新日 2019.09.08 登録日 2018.08.31
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