保冷剤 小説一覧

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ファンタジー 連載中 短編
​「お前は今日から、俺の熱を冷ますためだけの道具だ」 ​類まれなる氷魔法を持ちながら、火を尊ぶ聖導国で「無能」と蔑まれてきた少年・レイ。 家族にすら見捨てられた彼は、魔力を吸い出し続ける「氷縛の首輪」を嵌められ、あろうことか火竜帝国の暴君・ヴォルグへ【人間保冷剤】として競り落とされてしまう。 ​灼熱の呪いに蝕まれ、常に狂気を孕むヴォルグ。 触れるものすべてを焼き尽くすその手に抱かれ、レイは死を覚悟した。 しかし、暴君の唇から漏れたのは、意外な言葉で――。 ​「冷たい……あぁ、心地いい。……離さないぞ、私の唯一の救い」 ​道具として、保冷剤として扱われるはずだった。 なのに、冷酷なはずの皇帝は、誰よりも深く、執着にも似た情愛でレイを包み込んでいく。 ​甘く、激しく、命がけで注がれる愛。 氷のように冷え切っていたレイの心が溶け始めたとき、彼の中に眠る「神の力」が、帝国の運命さえも変えようとしていた。 ​無能と蔑まれた少年が、世界を統べる竜王の最愛となり、やがて神へと至る。 あまりに重く、あまりに切実な、氷と炎のシンデレラストーリー、開幕。
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文字数 7,440 最終更新日 2026.02.13 登録日 2026.02.08
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