魔法植物 小説一覧

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捨て谷の芽吹き主――触れた荒地を「次の季節」へ進める俺の楽園開拓

前世で画一的な植栽を管理していたカイル・エルデンは、異世界で見捨てられた荒地「アルネラ谷」の開拓者となる。彼が得たのは、触れた土地や植物、生き物を、本来たどり得る「次の成長」へ一段だけ進める力――「芽階送り」。枯れた苔から水滴を集め、眠っていた種を芽吹かせる一方、その変化は必ずしも人間に都合よく育つとは限らない。 未知の色へ執念を燃やす染織職人リュシア、元気な種ばかり盗んで隠す角ウサギのポルカ。さらに、水の公平を守るバルド、植える覚悟を試す種商人メルザ、百年残る仕事を求める石工ドガン。彼らとぶつかり、選び、分け合いながら、乾いた谷には泉、空中果樹園、歌う花畑、温泉が生まれていく。 これは、役に立つかではなく「何になれるか」を見つめる男が、育てることは支配ではないと知り、人と魔物がそれぞれ望む未来を選べる楽園を築く、発見と手仕事に満ちた異世界開拓スローライフ。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 6,364 最終更新日 2026.07.28 登録日 2026.07.28
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