圧倒的無関心 小説一覧

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事故ゼロで無駄飯食い」と解雇された迷宮整備士、放置迷宮を安全点検したら神域化~元職場が労災連発で泣きついても安全基準不適合でお断りです~

十五年間、重大労災死亡事故率「完全ゼロ」。 日本最大手のエネルギー採掘企業『帝都迷宮インフラHD』で、魔素配管の点検と換気ダクトの清掃を一手に担ってきた主任プラント整備士・白石保(38歳)。 しかし、コスト至上主義の新任支社長は帳簿だけを見て言い放った。 「十五年間、事故が一度も起きてない? なら君の部署は何も起きてない無駄飯食いだ。今日でクビね」 「――承知しました。本日の点検記録と手順書を置いていきます」 保は文句も言わず、現場のノウハウを凝縮した手順書五百枚を残して即日退職した。 退職金代わりに押し付けられたのは、誰も寄り付かない赤字の「廃棄ボロ迷宮」。 「さて、まずはKYT(危険予知訓練)と5S(整理・整頓・清掃)から始めるか」 保が作業着姿で迷宮コアの魔素詰まりを抜き、換気系統をオーバーホールすると――放置されていた超古代の環境保全システム【神域バイオコア】が覚醒! さらに、廃棄場で動かなくなっていた自律安全管理AI『ベル』を再起動し、酷使で魔力経路が焼き切れた元S級最強盾役・氷室葵の体を「配管洗浄」の要領で完治させてしまう。 「マスター、生活環境の全権を掌握しました」「保さん、外の害虫は私の盾で全て圧殺しますね」 一方その頃。保という「見えない防波堤」を失った元職場では、換気不良で有毒ガスが逆流、転移陣が暴走、最深部の魔素スラッジが大爆発を起こして労災事故のオンパレードに! 「頼む、戻ってくれ! プラントを直してくれ!」と土下座して泣きつく元上司たちに対し、保は防護ゲート越しに静かに告げる。 「――お引き取りください。御社の管理体制は私の安全基準を満たしていません。業務外ですので」 現場を愛する職人気質のおっさんが、愛が重すぎる仲間たちと最高峰の安全特区を作り上げる、現代安全工学サバイバルファンタジー! ※アルファポリスとnote TALESに掲載しています。
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