歴史・時代 仇討ち小説一覧

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「それは、茅鼠というそうだ」 その男は巌のように大きく。 わたしは、いかにも小さき物に思えた。 それでもわたしは。 その男を、斬らねばならぬ。 仇討ちに挑む男と、挑まれる男の切ない交錯の一幕。
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文字数 10,193 最終更新日 2021.05.31 登録日 2021.05.31
常陸国に仕える仲田家の次男坊宗兵衛は、殺された父親の仇を探す放浪の旅に出ていた。ある日宗兵衛は、仇討ちを恐れる者が多数逃げ込むと言われている、その名も『仇討山』の存在を知り、足を運ぶ。そこで出会った虚無僧・宮浦から情報を聞き出そうとする宗兵衛。果たして彼は宿敵を討ち果たすことが出来るのか。
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小説 183,782 位 / 183,782件 歴史・時代 2,108 位 / 2,108件
文字数 12,739 最終更新日 2023.05.28 登録日 2023.05.28
仇討ちに燃える浪人と、百鬼夜行において行かれた妖怪「袖引き」が共に長屋で暮らす時代物、疑似家族小説です。 連載小説ですが、春夏秋冬、その季節ごとにアップし、正月~暮れの一年間を描きました。 完結済み。 なろうでも同じ小説をアップしています。
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文字数 56,644 最終更新日 2019.04.13 登録日 2019.04.13
彦根藩井伊家の藩士五名に、一年前父の首を落とされ斬殺された鷹木豪介は、報復を誓っていた。 まず江戸井伊家藩邸下屋敷詰め大槻主水の後をつけ、死闘の末に斬り首を落とした。あと四名である。 全て首を落とすまでやめない。すでに姓名も居場所も全て調べ上げている。四人は井伊家江戸上屋敷、中屋敷、下屋敷かのいずれかにいる。必ず四人の首を挙げて父の恨みを晴らす。 五人に共通しているのは、北辰一刀流伝馬道場の高弟であることだった。いずれ凄まじい反撃が始まる。 それでも一人づつ斃して行くのだ。同じ井伊家の連れがいたらそれもやる。。それが豪介のやり方だった。 結果十人以上斬ることになるだろう。それは彦根藩三十五万石と一戦交えることを意味している。 信州上田藩の江戸屋敷勘定方を、高齢で退き余生を上田で過ごそうとしていた矢先であった。 豪介は父の後を継がず、浪人となった。父の仇を討つためである。 豪介には人に言えない秘密があった。知っているのは、恋人八重だけである。 そちらが彼の本業である。料理を一口、口にするだけでその料理の素材が全て分かる他人には真似のできない稀有な才能を持っていた。依頼は八重が持ってきた。それだけで生活して行くのに不自由ない金を得た。 まずい料理も簡単に極上の料理にする、それが豪介の生きがいでもあった。 今にも潰れそうな不味い料理をだす店を、客が行列を作る店にすることができる。これ以上のことはない! すでに、そうした店が江戸市中に五十店以上もある。 八重にとってはそれが自慢の種だった。 彼女は井伊家と豪介のいきさつを全く知らない。いずれ彼と所帯を持つのが夢だった。 江戸の今にも潰れそうな店にとって、豪介はまさに救いの菩薩、味菩薩だった。 一年後には豪介は刀を捨て、故郷上田へ戻って町人になるつもりだつた。八重も大賛成だった。 だが、大藩井伊家の名にかけて、強力な豪介包囲網の網がジリジリと彼を押し包んで行く。
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文字数 3,955 最終更新日 2020.05.21 登録日 2020.05.21
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