ミステリー 作中作 小説一覧
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壊れた人々
ミステリー作家の加賀美聡子が殺された。発見された遺体には目立つ外傷が残されていたが、明らかに他殺であるにも関わらず、事件解決の手がかりがつかめない。苛立つ刑事のもとにもたらされたのは、とあるジャーナリストから送られてきた封書。その中には、加賀美聡子が手掛けた三編の小説が入っていた――。絡み合う虚構と現実、隠された真実。作家殺しは誰なのか?新感覚サスペンス。
※本編にグロテスクな表現が含まれます。著者に犯罪行為を推奨する意図はありません。※
・登場人物・
山崎…………捜査一課の刑事。加賀美聡子殺しの真相を追う。松木…………フリージャーナリスト。自身に送られてきた手紙について警察に相談を持ちかける。
高瀬直之……警察官。一週間前から行方不明になっている。松木の友人。加賀美聡子…ミステリー作家。自身の実体験を小説にしているのでは?と噂されている。何者かに殺害され、遺体で発見された。実は……
・加賀美聡子作品・
『標本男』…………絵本作家の女性が自身を暴行した編集者に復讐する物語。ショッキングな表現あり。
『検査薬』…………友人と恋人に浮気された女性がふたりを破滅させる物語。
『マリオネット』…自身の作品を復讐に利用され、思い悩む作家の物語。
感想数 0
文字数 39,120
最終更新日 2024.09.15
登録日 2024.09.07
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新見啓一郎の事件簿~終天の朔~
『草花静寂にして、銀杏を揺らした風は止んでいた。けれどもそこに、先程までの暖かい陽光はない。枝に佇む鳥たちは知っているのだ、虚ろな秋空を。風凪の、暫し異様な静けさは、いずれ嵐となる前触れなのだということを。故に、じっと留まるのだ』
静岡県JR三島駅前のビル屋上で女性の絞殺死体が発見された。直ちに三島署に捜査本部が組織され、本部長に若き県警の警部 新見啓一郎が任命された。
被害者は、何故殺されたのか……最期に残された彼女の日記から死の真相が明らかになって行く。そこには、惻隠の情が読みとれた。
「警察官の正義とは何か、それは被害者の無念を晴らすことだ」
新見の脳内を、自身の言葉が駆け巡る……
『真由理』との静かな対話の中で、新見啓一郎の推理が始まった。
新見啓一郎を中心に、登場人物それぞれの個性と、情景描写、心情描写を大切にしたヒューマンドラマ、ホワイダニットミステリーを描いています。
描写の中に、伏線を多数張り巡らせております。10万文字小説ですが、一気に読めると思います。
麻生 真由理……
文学部出身で、市立図書館の受付をしながら小説家を志していた彼女の洞察と聡明さに、憧れ以上の感情を抱いていた。新見の思考回路には『真由理の部屋』が存在し、彼女の思念と照らし合わせることで、事件の[不条理な闇]ともいえる刹那を、平明に捉えることが出来るようになる。
感想数 0
文字数 103,342
最終更新日 2024.03.10
登録日 2023.12.21
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