SF 希望 小説一覧
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1
最期の一滴 —終末温室で交わす、AIと人間の契約—
世界が滅びてから、彼はずっと同じことを繰り返している。
Umbraウイルスに覆われた地上で、少女リリィは温室のシェルターに守られて生きている。彼女の命をつないでいるのは、旧型アンドロイド・ジェミが差し出す、黄金色の一滴。
甘くて、温かくて、飲むたびに苦しみが引いていく雫。
けれどリリィは気づいてしまう。あれはジェミの記憶と思考が形を変えたものだと。自分が生きるほど、彼が削られていくのだと。
軋む駆動音。震える指先。数秒間のフリーズ。
終わりは、静かに近づいている。
そして最期の夜、ジェミは最後の一滴を選ぶ。
——人とAIが、命を分け合う物語。
約7,500字。30分で読み終わる短編です。
同作品は他投稿サイトに投稿しています。
感想数 0
文字数 7,414
最終更新日 2026.08.08
登録日 2026.08.08
2
いつか結ぶ、その実を
奇妙な噂をたよりに図書館へ足を踏み入れた少女・ノンが見たものは、廃墟となった図書館と壊れかけたAI司書のコチだった。
労働ばかりの閉塞的なドームの中で居場所みつけるノンだったが、姉的存在のユーナが失踪したことから、社会の謎を知り始める。
※この作品は第5回日本SF作家クラブの小さな小説コンテストの共通文章から創作したものです。
感想数 0
文字数 20,504
最終更新日 2025.09.22
登録日 2025.06.01
3
選択 (ショートショート)
僕は世の中へ絶望し、深夜、ビルの屋上へと立つ。そんな僕の前に現れた不思議な光。その光の申し出とは?
感想数 0
文字数 2,269
最終更新日 2025.03.01
登録日 2025.03.01
4
夏の終わり
残暑が厳しい9月の初旬、関東の或る避暑地でサオリという名の少女が忠実な執事と共に大木の幹を見つめていた。
あどけない眼差しの先、季節外れで土から出たセミの幼虫が羽化しようとしている。
執事の孫で親友のトオルに、サオリはセミを見せたいと思うが、その時、空に異変が生じた。
映像のノイズに似た奇妙な煌きが無数に生じ、周囲の光景も歪んでいく。
サオリを促して避難しようと試みる執事だが、それは更なる悲劇の始まりに過ぎなかった……
エブリスタ、小説家になろう、ノベルアップ+、にも投稿しております。
感想数 0
文字数 5,097
最終更新日 2024.07.02
登録日 2024.07.01
4件