ファンタジー 実力証明 小説一覧
2
件
1
公爵令嬢ミレーヌの固有スキルは『鑑定《アプレイザル》』。ステータスが見えるだけの
雑魚スキルだと蔑まれ、婚約者の王子に「冒険者にすらなれない女」と切り捨てられた。
追放先は辺境の寒村。しかしミレーヌが鑑定の目で見たとき、村の地下に眠る
「世界最大のダンジョン」の存在に気づく。鑑定スキルの真の力は戦闘ではない。
鉱石の品質、薬草の効能、魔物素材の最適な加工法——全てを見抜く「万物の価値を知る目」
だった。冒険者ギルドを誘致し、素材の取引で辺境は王都を超える繁栄を遂げる。
王子が「戻ってこい」と命じた時、辺境領主の青年がミレーヌの前に立った。
「この地の繁栄は彼女のものだ。返す道理がない」
文字数 9,330
最終更新日 2026.03.14
登録日 2026.03.14
2
聖女リーゼロッテは、王太子カールに「お前の加護は偽物だ」と断じられ、
婚約を破棄された。代わりに聖女の座に就いたのは、愛らしく微笑む男爵令嬢エルゼ。
追放されたリーゼロッテが隣国に辿り着いたとき、その地は疫病に苦しんでいた。
彼女が祈ると、枯れた泉が蘇り、病は癒え、荒野に花が咲いた。
——本物の聖女の力が、ようやく枷を外されて目覚めたのだ。
一方、リーゼロッテを失った王国では結界が綻び始め、魔物が溢れ出す。
カールは今さら「戻ってくれ」と使者を送るが、リーゼロッテの隣には、
彼女の力を最初から信じていた隣国の若き王がいた。
「あの国に戻る理由が、もう一つもないのです」
文字数 7,910
最終更新日 2026.03.03
登録日 2026.03.03
2
件