ファンタジー スーツアクター 小説一覧
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メタルヒーロー、異世界を征く!
撮影用だったヒーロースーツが、異世界で本物になった。
必殺技は撃てる。超高温の光剣も出せる。宇宙空間でさえ活動可能。
その力は、剣と魔法の異世界ではあまりにも規格外だった。
――ただし、中にいるのは二十三歳の女性スーツアクターである。
日曜朝の人気特撮番組『宇宙捜査官ゴーギャン』。
その主人公を演じる證誠寺魔魅は、撮影中の爆発事故によって、ゴーギャンのスーツを着たまま異世界へ飛ばされてしまった。
しかも、ただの撮影用だったはずのスーツは、番組設定そのままの本物の戦闘装備へと変貌していた。
ゴブリンを倒して青ざめ、スーツを脱げば言葉も通じない。
そんな魔魅とは裏腹に、異世界の人々が目にするのは、圧倒的な力で魔物を打ち倒す謎の戦士「ゴーギャン」。
冒険者として活動を続けていくうちに、国どころか世界をも揺るがす異変に巻き込まれていく。
撮影では決して味わうことのなかった、本物の戦い。それでも魔魅は、ゴーギャンとして人々の前に立ち続ける。
これは、ヒーローを演じてきた一人の女性が、異世界で本物のヒーローになっていく物語。
ニチアサの人気番組が、異世界でガチになる。
2
特撮女形と呼ばないで~スーツアクターの俺が悪の組織の女幹部になるまで~
スーツアクターを生業とする蜂須賀ひろみはその小柄な体格と女性的な顔立ちのせいで女役を演じることが多かった。
しかしひろみの夢は主役のヒーローを演じること。
特撮番組【光学戦隊ヒカリオン】で役を得るも今回もやはり女役、しかも敵である女幹部ヤミージョ役であった。
落胆しつつもヤミージョを演じるひろみ、だが撮影中にセットが崩れるという事故が起こり、ひろみはそれに巻き込まれてしまった。
ひろみが気が付くと今まさにヒカリオンとの決戦の真っただ中、慌てて役を演じ様とするもヒカリオンたちの攻撃は本当に自分を倒すための本気の攻撃だったのだ。
ひろみは気づく、これは撮影ではない本物の戦いなのだと、彼らも役を演じているのではない、本人なのだと。
果たして現実と虚構の境界が曖昧になってしまった世界でひろみはどう行動するのか。
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