ファンタジー 平民主人公小説一覧

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トールは王国所属の竜騎士なのにとてつもなく貧乏である。
こっそりと竜を使って運送業のようなアルバイトをしていることが、たまたま訪れていた隣国の王女であるアシャーヌにばれてしまう。
アシャーヌは魅了の力を持つと言われる異能力者だが、王位継承争いで弟に命を狙われているため、亡命を希望していた。
「君が運び屋だというのならちょうどいい。私をあの国まで運んでくれれば、この体は君にやろう」
彼女の力を使えば、どんな相手も思いのままになる。金に困ることもなくなる――はず。
色んな思惑の中、トールは彼女からの依頼を受けることになるが、いくら本人が亡命だと言っても表向きは平民による王族の誘拐となり、発覚したり捕まれば当然、死罪。
無事、二人の逃亡は成功するのだろうか。
文字数 21,179
最終更新日 2023.03.14
登録日 2022.08.31
「ノーマルポーションしか作れないお姉様はベランジェ家に必要ありませんわ」
「出て行って欲しいなら出ていってあげるけど、今後泣きつかれても貴方達を助けたりはしませんからね」
「あらあら、ノーマルポーションしか作れない低級ポーション士のお姉様が私達を助けてくれるというのかしら」
どうやら妹は本当に馬鹿なようです。
私がいなくなればどうなるかも分かっていないようですね。
ですがそんな事私の知った事ではありません。
私は"古今東西縦横行脚"の称号を持つ最強勇者に誘われ私達とはまったく違う文化圏を目指して
旅立ちました。
え?今更助けてくれ?私達はもう旅立つので知ったことではありません。
今後何があっても貴方達は助けないと約束したでしょう。
私達の旅は有意義なものでした。
私達の知らない文化圏では科学も医療も信じられないぐらいに発展していました。
しかし、この地は私達とも関わりがあったのです。
私は旅で多くの事を知りました。
気づいていても気づいていないふりをしている事にも向き合いました。
「帰りましょう」
「オールオッケー」
私達は急いで生まれ育った地に帰りました。
「リリアンヌ、お母様お父様」
今更帰ってももう遅い。
リリアンヌもお母様お父様も国王の怒りを買い白骨死体にされていました。
怒りが込み上げ私は怒りに支配されます。
「クソ野郎がぁぁぁぁ」
私は愛する勇者オポルマンと仲間達と王城に乗り込みました。
倫理観なんかに支配されるな。
魂に従え。
私が旅で自覚した事です。
ハッピーエンドになんてならなくたって行き着いた先が私のエンド。
そんなにハッピーエンドがお望みなら眠ったまま死にやがれですわ。
私は生きて死ぬ。
文字数 607
最終更新日 2020.12.31
登録日 2020.12.31
見ただけで吐く豚のような容姿をしたというか豚じゃねこれって豚婚約者に婚約破棄を告げられました。
「私の側室メンヘェンを殺しただろう」
決闘で殺したので私に罪はありません。
「メンヘェンを殺したお前と結婚なぞできるものか」
言われのない事ですが、決闘ですね。ありがとうございます。
この時を待ってました。こんな豚婚約者と婚約したのは豚婚約者と決闘するためです。
元婚約者を決闘で殺したけれど、クズに元婚約者の遺体を持っていかれました。
元婚約者の事は嫌いではありませんでした。吐く程醜い容姿で豚臭い元婚約者でしたが、
その強さに惹かれました。それは男女の愛だ恋だではないが、惹かれたのは事実です。
容姿はね、匂いもね、本当生理的に無理。五感全て吐く程無理。
元婚約者の遺体を持って行ったクズを殺して丁重に葬ります。
豚っぽいと思っていた元婚約者は豚でした。
豚の死後ってどうなるんでしょう。
文字数 1,523
最終更新日 2020.11.08
登録日 2020.11.08
妹が元婚約者の王子とグルになり無実の罪で婚約破棄されて聖女剥奪追放された私は、絶対ざまぁ断罪してやるクソども。
慰謝料として騎士団最強の剣聖とチート級無双クソTUEEE魔極士を貰って私に付いてくる仲間を貰って聖女の宝剣と聖女の宝衣
聖女の宝足宝飾聖女のアミュレットを貰ったし売れば一生生活に困らないであろう結婚指輪もちゃんと貰ってきたし。
もうラスボス殺せそうな装備一式貰ったしもうこれだけもらったらざまぁ断罪どころじゃなくてこのクソ王国事滅ぼす事も世界制覇てっぺん取ることもできんじゃね。
聖女で最強装備スタートな私と騎士団最強の剣星と魔法でこの場にいるクソども全員殺せんじゃねこのクソ王国滅ぼせんじゃねって魔極士も貰ってチートプレイで好きなように生きる。
外道どもに死を。楽に死ねると思うなよ外道ども。
文字数 2,915
最終更新日 2020.09.22
登録日 2020.09.21
文字数 3,519
最終更新日 2020.04.28
登録日 2020.04.28
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