ファンタジー お爺さん 小説一覧
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夏の大会を終えた体育会系の大学生・可奈は、張りの残る身体を整えるため、街外れの鍼灸院を訪れる。
日焼けした肌、鍛え抜かれた体幹。スリーサイズはB88・W58・H86。自分では意識していないが、健康そのものの体格は、服の上からでも隠しきれない。
迎えるのは院長・高橋。七十を超える年齢で、若い頃は地方の国立大学で学び、そのままこの土地で鍼灸一筋に生きてきたという。穏やかな声とは裏腹に、長年の施術で鍛えられた指は太く、掌は分厚い。余計な動きはなく、必要なところにだけ、確実に触れる。
治療は淡々と進む。
距離は近いが、踏み込まない。
それでも、年齢も立場も違いすぎるからこそ、手の存在感や声の低さが、妙に意識に残る。
施術前に案内された更衣室は、二人でも余裕のある広さだった。
正面の鏡に映るのは、競技で作られた身体と、少し熱を帯びた表情。
「相手はお爺さん」「ここは医療の場」
そう理解しているはずなのに、その前提があるからこそ、意識は静かに揺れる。
触れられる理由は、ただの治療。
それ以上でも、それ以下でもない。
――なのに、太い指の感触だけが、頭のどこかに残り続けていた。
文字数 18,688
最終更新日 2026.01.09
登録日 2026.01.09
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昔々あるところに、お爺さんとお婆さんがいました。
異世界の昔話は、ちょっと普通とは違うかも???
昔話風に進む、お爺さんとお婆さんの物語。
文字数 4,711
最終更新日 2021.02.18
登録日 2021.02.18
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