恋愛 王太子ざまぁ小説一覧
1
件
バルム暦823年。
大陸の中央部を統べる大国、バルム王国の支配者は、国王ではなく宰相たるアディール公爵。その暴力的とも言える悪政で、貴族は元より人民にも怨嗟の声は拡がってきていた。
公爵と、彼が溺愛する孫娘〜リーファ=アディールの我儘により国庫は疲弊し、民は重税に喘ぎ、各種使役に駆り出される貴族達の不平が頂点に達っし、本来孫娘の婚約者たる王太子が不平不満を纏め上げ、遂に魔王とも呼ばれた公爵一族を倒したのだった。
…表向きは。
その仔細を愉しげに観ていたのは運命神ウノガルス。
「次はどうしようか。この生まれを弄って…、後は、そうだね」
リーファは幼少期へと舞い戻る。
これは魔王(宰相)の孫娘と呼ばれた少女のやり直し人生の物語。
文字数 14,865
最終更新日 2024.02.24
登録日 2024.01.28
1
件