恋愛 サイコメトリー 小説一覧
小説AI検索
2件
1
触れなくても、君が好きだ。〜彼女の記憶は見えるのに、本当の気持ちは分からない〜
社内一の高嶺の花・九条澪。
仕事は完璧。
誰に対しても冷静。
近寄りがたいほど綺麗で、隙なんてない。
――そう思っていた。
ある日、彼女の持ち物に触れた俺は、知ってしまった。
この人。
内心では、全然落ち着いていない。
服を選びながら何時間も悩み。
「これ……頑張りすぎかな」
「でも……少しくらい可愛いって思ってくれたら……」
そして最後に。
「……誰に?」
外では完璧。
内面は乙女全開。
そんな彼女の秘密を知ってしまった29歳の会社員・佐藤健一。
きっかけは、ある日自宅に届いた差出人不明の小包だった。
中に入っていた古い銀のペンダント。
それに触れたことで、健一は何千年も封印されていた守護精霊・月華と契約する。
そして手に入れたのは――
物に残された強い記憶を見る力。
サイコメトリー。
ただし。
健一のそばにいる守護精霊は、どうにも頼りない。
アニメと漫画で恋愛を学び始めた結果。
『今ですケンイチ! 距離を詰めるのです!』
「お前の恋愛知識、全部アニメと漫画だろ!」
『失礼ですね! 昨夜も三作品履修しました!』
「余計に不安になったわ!」
高嶺の花の知られざる素顔。
残念守護精霊の暴走。
そして少しずつ近づいていく、二人の距離。
触れれば、彼女の記憶は見える。
嬉しかったこと。
悲しかったこと。
誰にも言えなかったこと。
そして――
知らない方がよかったことまで。
でも。
記憶が見えることと、本当の気持ちが分かることは、きっと同じじゃない。
現代オフィスラブ×サイコメトリー×ちょっと不思議。
高嶺の花の本当の顔を知ってしまった男と、
外では完璧なのに内心では彼に振り回されっぱなしの女。
二人の、少し騒がしい恋が始まる。
2
森崎探偵事務所の事件簿〜遺留品の声を聴くサイコメトラー女子大生は元刑事の俺を狂わせる〜
警視庁捜査一課を辞め、場末の雑居ビルで探偵事務所を営む森崎毅。
彼の孤独な日常は、季節外れのオフショルニットを纏った一人の女子大生・佐伯結衣の乱入によって一変する。
「私にしかできない仕事、ここにならあると思って」
不遜な態度で追い返そうとする森崎だったが、彼女が彼のライターに触れた瞬間、空気は凍り付いた。
「これ、雨の日に……大切な人からもらったものですね」
それは、誰にも話していない森崎の「終われない過去」の記憶だった。
物に宿る記憶を啜るサイコメトラーの少女と、過去に燻る元刑事。
凸凹な二人が挑むのは、警察が「自殺」と断じた不可解な事件の真実――。
「最悪だ。とんでもなく厄介な娘を、抱え込んじまったらしい」
そ
不器用な元刑事を狂わせる、甘く危うい事件簿が幕を開ける。
2件