キャラ文芸 科学者小説一覧
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ひょんなことから、警察と連携する研究施設【人間科学研究所】通称・IHSに就職することになったマリア。
しかし、その研究施設で働きたいのなら、警察の手足となることを条件に出されてしまう。マリアは研究がしたいがために協力を飲むが、警察は彼女について行けない。何もかもが特殊過ぎて普通の人間には、彼女は理解できなかった。
唯一の理解者は、マリアが父親のように慕う警察官、黒田だけだった。
そんな矢先、警察学校を優秀な成績で卒業し、キャリア組と呼ばれる優秀な男性刑事が捜査一課に配属された。
彼の名は青井暁人。科学に長け、剣道はなんと五段。とりあえず手元にあるものが彼にとっては武器となる。
そんな彼、マリアと組まされることになった。
初めはお互いが嫌がる素振りを見せながらも、二人で過ごす時間が増えるほど認め合うように。
幾つもの事件を共に解決し、マリアの特性までも理解した暁人。
そして、彼女には“世界を揺るがすくらいの秘密”があることを知った彼は……。
これは、天才的な頭脳とひらめきの力×抜群の推理力と文武両道の二人が紡ぐ研究レポート―――。
文字数 100,012
最終更新日 2022.12.12
登録日 2022.12.08
ある製薬会社の研究室で難病の新薬開発にうちこむ百瀬御影はアラフォーの科学者。
人生のすべてを研究に捧げてきた彼女の前に現れたのは、新卒で優秀な千堂日日奈。彼女は若くて可愛いだけではなく才能があり、職場の男たちにちやほやされる目障りな存在。
御影は日日奈を邪険にするものの何故か日日奈は御影に懐き、毎日手作り弁当を持ってくるように。
日日奈のアプローチに辟易していた御影。
苦言を呈そうと彼女を尾行して更衣室を覗き込み、ぎょっとする。
日日奈のロッカーには御影の祭壇ができており、彼女が飲んだドリンクの空き瓶や盗撮した写真が飾られていたのだった。
後輩がストーカーだった事実にショックを隠せない御影。以降日日奈を避け続けるも、上司の注意を受けて無難な態度に改める。
「御影さんは私の神様なんです」
それが日日奈の口癖だが御影には意味がわからない。
日日奈がある難病の新薬開発に成功した事で二人の関係は変化し、御影は後輩に激しい嫉妬を覚える。
「その薬は私が開発するはずだったんだよ!」
日日奈が開発した薬は、十年前に御影が作った薬をベースに改良を加えたもの。過去の自分をこえることが御影の悲願だったが、よりにもよって天敵の後輩に先を越されてしまった。
これをきっかけに日日奈と御影は断絶するも、新薬のホストのマウスが脱走し研究員を噛んだ事でパンデミックが発生。
研究所内の人間は次々とゾンビ化し、御影と日日奈は不可抗力で研究室に閉じ込められる。
そこで日日奈が語る、「神様」の真実とは?
イラスト:しろくらげ(@jelly_white__)様
文字数 9,017
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.30
文字数 4,790
最終更新日 2021.03.01
登録日 2021.02.01
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