BL 淡い恋心 小説一覧
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キミトノオト
夢中になっていた音楽と離れ、無気力な日々を送る高校生の汐見蒼空。進路も決められず、灰色の景色の中をただ漂うように生きていた彼は、ある冬の日、街で窮地を救ってくれた年上の大学生・柳瀬朝陽と出会う。太陽のように明るく屈託のない朝陽に強く惹かれた蒼空は、彼との交流を通じて、凍てついていた心に温かな光が差し込むのを感じる。
淡い青春のおはなしです。
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「胸が痛いくらい綺麗な空に」*時間が止まればいいって初めて思った*
放課後、塾の前に行く川沿いの土手。
静かに時間をつぶしていた湊が、そこで出会ったのは、隣の高校に通うサッカー部の司。
会話が得意じゃない湊にとって、司の人懐っこい笑顔と、何気ない優しさは不思議なくらい心地よくて。
ふたりは会えば少しずつ言葉を交わすようになっていく。
けれど――連絡先も知らない。約束もできない。
頼れるのは、ただの“偶然”。
それなのに湊は、気づけば毎日、司のことばかり考えていた。
同じように司にも湊のことばかり浮かんでいる。
「会いたい」
その願いが、二人を少しずつ近づけていく。
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