未解決 小説一覧
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明けない夜の過ち ~井口店長の計算違い~
閉店後のドラッグストア。蛍光灯の低い唸りだけが響く中、女子高生バイト二人が冗談半分で持ち込んだ「銃」が、すべてを変えた。
引き金を引いたのは、佐伯由美自身だった。
指の震えか、滑りか――乾いた銃声が鳴り、彼女は血溜まりに倒れる。
残された小林真紀は凍りつき、店長・井口正和と目が合った。
その瞬間、井口の頭の中で別の計算が始まる。
二十年前の小さな横領。いつか明るみに出るかもしれない過去。
防犯カメラ。警察の捜査。高校生バイトの悪ふざけ。
――「強盗が入った」という筋書きなら、自分は被害者で済む。
金庫を荒らし、由美の手から銃を奪い、真紀に銃口を向ける。
躊躇なく引き金を引く。
次は自分を軽く撃ち、被害者性を演出するはずだった。
だが、銃弾は右腹を深く貫いた。
思ったより深い痛み。血が止まらない。
受話器を握り、119を押せば助かる。
なのに、時計を見る。
午前零時四十分。
まだ「強盗に気絶していた」には早すぎる。
通報すれば、すべてがバレるかもしれない。
震える手で受話器を握ったまま、井口は動けない――。
完璧な犯罪のはずが、一つの計算違いで崩れ始める。
誰も信じられない夜の果てに、待つのは自業自得か、それとも……?
誰もが「被害者」になろうとした夜の、恐ろしい結末。
文字数 1,282
最終更新日 2026.02.03
登録日 2026.02.03
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日本には、多くの事件、未解決事件が存在します。
当時、何があったのか。
Wikipediaを参考に、紹介します。
文字数 12,765
最終更新日 2025.03.10
登録日 2025.03.10
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