松本密香

松本密香

モヤモヤ後味創作 ミステリ小説「黒に沈む柘榴」作者 感情を記録にした作品を公開しています。 読後に残る余韻をお楽しみいただける方、ぜひお付き合いください。 よろしくお願いいたします。
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青春 完結 ショートショート
夏の終わり、高校前のバス停で出会った、グレイズヘアの男性。 優しい香りをまとったその人は、進路相談室の佐々木先生だった。 言葉少なめだった「私」は、先生との静かな交流を重ねるうちに、いつしかその人の香りや仕草、温かな眼差しを特別なものとして記憶するようになる。 季節は巡り、高校最後の秋。 進路も決まり、もう先生を訪ねる理由はない。 それでも、秋の深まりを告げる香りがすると、あの日々を思い出す。 これは、秋の香りとともに心に残った、ひとつの思い出の物語。
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小説 5,368 位 / 230,741件 青春 54 位 / 7,973件
文字数 2,267 最終更新日 2026.09.03 登録日 2026.09.03
ミステリー 連載中 短編
一人息子を交通事故で失った母・由紀は、深い喪失の底に沈んだまま、立ち直れずにいた。 仕事を辞め、家に閉じこもる彼女を支えるのは、薬剤師である姉・日奈子だけだった。 息子の死を境に、夫婦の関係は静かに、しかし確実に崩れていった。 そんな由紀のもとへ、日奈子が古くから伝わる黒い秘薬——「白腹イモリの黒グスリ」を持ってきた。 死者と会話できるという言い伝えを持ち、死で引き裂かれた親子を再び引き合わせるとも言われる薬。使い方を誤れば、それは強力な毒となる。 八月十三日。 由紀の前に亡くなった息子・新が現れる。 一方、夫の孝仁にはその姿が見えていないようだった。黒グスリの存在を知った孝仁は、由紀に薬を求める。 由紀の前に現れた新は、本当に死者として帰ってきたのか。 孝仁は何を隠しているのか。 三袋渡された黒グスリのうち、残る一袋はどこにあるのか。 喪失を抱えた家族のすれ違いと、死者との再会を約束する秘薬の謎が交錯する、怪異ミステリー。
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小説 17,826 位 / 230,741件 ミステリー 153 位 / 5,430件
文字数 6,796 最終更新日 2026.08.24 登録日 2026.08.23
ホラー 完結 ショートショート
抽選に応募した覚えはない。 それなのに届いた一通の手紙には、厳正なる抽選の結果、自分が選定されたと書かれていた。 指定された日時、集合場所、持ち物。 そして、選抜対象者に課された奇妙な条件。 選抜の三日前、責任者を名乗る人物から届いたショートメールには、SNSや口座などの社会的痕跡を消したかと尋ねる文面が並んでいた。 私はすべてを済ませ、指定された日に迎えを待つ。 なぜなら―― 私の作品が実写化する。 そのために、私は選ばれたのだから。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ホラー 8,621 位 / 8,621件
文字数 1,395 最終更新日 2026.08.15 登録日 2026.08.15
ホラー 連載中 ショートショート
感情を掬い取る女 ――感情や周囲の刺激を敏感に感じ取ってしまう気質。 人の表情や声、わずかな仕草から感情を敏感に感じ取ってしまう女。 人と接するだけで疲れ、眠れない夜を繰り返していた。 そんな彼女が、いつからか向かいの家で飼われている犬の感情まで感じるようになる。 毎日17時半になると鳴く犬。 週末、家族が出かけるたびに「置いていかないで」と叫ぶ犬。 それは、ただの鳴き声だと思っていた。 けれど、ある朝。 彼女は、自分の身体ではない感覚を感じ始める。 人の感情を感じ取ってしまう女が、最後に受け取ったものとは――。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ホラー 8,621 位 / 8,621件
文字数 2,177 最終更新日 2026.08.14 登録日 2026.08.13
ホラー 完結 ショートショート
ある夏、都市伝説を語る配信者が死亡した。 いいねが一つ いいねが二つ いいねが三つ… 「いいねが一つ足りない」 彼の未練が事故現場に残る。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ホラー 8,621 位 / 8,621件
文字数 4,814 最終更新日 2026.08.07 登録日 2026.08.07
ミステリー 完結 ショートショート
7月:光と熱の観察 午後の陽射しは容赦なく、向かいの新築住宅の大きな窓ガラスにぶつかって跳ね返り、私の目を鋭く刺した。 赤い車は今日も動かない。庭の芝生の上を、かつては元気よく駆け回っていた犬の姿もない。聞こえてくるのは、風に揺れる木々の葉ずれだけだ。 私はいつものように窓際の椅子に腰を下ろし、膝の上にノートパソコンを置く。作家志望の私は、近所の何気ない風景を素材として記録している――そう自分に言い聞かせてきた。 今日は違う。胸の奥に、名前のつけられないざわめきが広がっている。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ミステリー 5,430 位 / 5,430件
文字数 4,143 最終更新日 2026.06.09 登録日 2026.06.09
ホラー 完結 ショートショート
父はコーヒー愛好家だった。 毎朝、キッチンには淹れたてのコーヒーの香りが立ちのぼった。 父専用の白いカップに、母は少量のいつもの液体を注ぎ、新聞を読む父の前に置いた。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ホラー 8,621 位 / 8,621件
文字数 2,982 最終更新日 2026.06.09 登録日 2026.06.09
現代文学 完結 ショートショート R15
令和8年4月。 68歳の整備士・山崎雄二は、深夜の給油所へ向かう途中、スーパーの搬入口で不審な人物を目撃する。 黒ずくめの服装。 大きな背中。 そして特徴的に足を引きずる歩き方。 その後ろ姿は、雄二が忘れられずにいたある人物と酷似していた。 「まさか……だってあいつは――」 過去の記憶に封じ込めたはずの存在との再会が、雄二を長年眠っていた事件へ引き戻していく。
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小説 230,741 位 / 230,741件 現代文学 9,663 位 / 9,663件
文字数 3,014 最終更新日 2026.05.23 登録日 2026.05.23
現代文学 連載中 短編 R15
引きこもりの少年が、母親を殺した。 事件の背景には、誰もが「正しい」と信じて疑わなかった家庭と社会があった。 これは、やさしい世界が生んだ殺人の物語。 ※本作はフィクションです。 児童虐待、家庭内不和、殺人描写を含みます。
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小説 230,741 位 / 230,741件 現代文学 9,663 位 / 9,663件
文字数 5,777 最終更新日 2026.03.08 登録日 2026.02.14
ミステリー 連載中 短編
私は、百キロ離れた旅館に宿泊していた。 完璧なアリバイがある。 その晩、妻が殺された。 そして私は「妻を殺された夫」になった。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ミステリー 5,430 位 / 5,430件
文字数 3,309 最終更新日 2026.02.28 登録日 2026.02.28
ミステリー 完結 短編 R15
明けない夜の過ち ~井口店長の計算違い~ 閉店後のスタッフルームで、高校生が持ち込んだ銃が暴発する。 店長・井口正和は、生き残るために「強盗が入った」という筋書きを守った。 すべては「ただ、面白半分だった。それだけ。」から始まり、人間の軽率さと選択の結果が、取り返しのつかない悲劇を生む物語。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ミステリー 5,430 位 / 5,430件
文字数 1,688 最終更新日 2026.02.03 登録日 2026.02.03
ミステリー 完結 短編
創作 スープの冷めない距離 この物語の魅力は、事実の欠落と沈黙を巧みに使った心理的な緊張感にあります。第一発見者のアリバイが「証明も否定もできない」―― 「スープの冷めない距離」という言葉の持つ二面性を最大限に利用した、極めて意図的な創作です。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ミステリー 5,430 位 / 5,430件
文字数 1,369 最終更新日 2026.02.02 登録日 2026.02.02
ミステリー 連載中 短編
2013年春。高校1年生・橘佳織は親友・早川麗華と映画の待ち合わせに向かう途中、モールの薄暗い通路で忽然と消えた。 防犯カメラに映ったのは、激しい白いノイズだけ。 佳織の姿は跡形もなく消え、残ったのは不自然に切れたハートのキーホルダー。 二分後、待ち合わせ場所には現れなかった。 最後に一緒にいた先輩・柳沢洋介は濡れ衣を着せられ、事件は未解決のまま闇に沈む。 佳織は本当に消えたのか? あのノイズは何だったのか? 誰かが今も、彼女の帰りを待ち続けている。 『待つ女』 ――彼女が戻ってくるのを、誰かがまだ待っている。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ミステリー 5,430 位 / 5,430件
文字数 12,005 最終更新日 2026.02.02 登録日 2026.01.26
現代文学 完結 短編 R15
あの「僕」の視点だけで、十分に胸が潰れそうになるくらい強い。 幼少期から「生きてるだけで悪さ」って刷り込まれ、感情が麻痺して、怒りだけが残って、 母の首を絞めて、毛布をかけて、一緒に横になる—— その一連の流れが、淡々と、でも生々しく描かれてるから、 読んだあと、しばらく息ができないくらいの重さが残る。
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小説 230,741 位 / 230,741件 現代文学 9,663 位 / 9,663件
文字数 489 最終更新日 2026.01.31 登録日 2026.01.31
ミステリー 完結 短編
あらすじ 1979年夏、東京下町。 夜遅くまで残業した隼人は、妊娠九か月の妻・瞳のために出産準備品を抱えて帰宅する。昼に受けた瞳の親友からの電話に背中を押され、「待っている人がいる」という思いだけを支えに家路を急いでいた。 しかし、いつもならすぐ開くはずの玄関は静まり返り、鍵は掛かっていない。中に足を踏み入れた瞬間、隼人は鉄と体液の匂いが混じる異様な空気に包まれる。乱れた靴、転がるスリッパ、そしてどこにも感じられない瞳の気配。 夏の夜には不自然な冷気が、闇に沈んだ室内から滲み出していた。 隼人は、日常が音もなく崩れ落ちたことを悟り、取り返しのつかない異変の始まりに立たされる。
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小説 230,741 位 / 230,741件 ミステリー 5,430 位 / 5,430件
文字数 10,443 最終更新日 2026.01.24 登録日 2026.01.22
ミステリー 完結 短編
罪は、燃やせない。 ――秘密の焼け跡で、少年は家族の影を知る。 三世代にわたる”正義と罪”が交錯する 静かで切実な、心理ミステリ。
24h.ポイント 0pt
小説 230,741 位 / 230,741件 ミステリー 5,430 位 / 5,430件
文字数 5,138 最終更新日 2026.01.22 登録日 2026.01.21
現代文学 完結 短編
「嫌な後味」の片鱗を、この短編で感じませんか? 静かなのに強烈。日常の底に潜む虚無を、残酷に切り取りました。 読んでいて胸が苦しくなりますように。
24h.ポイント 0pt
小説 230,741 位 / 230,741件 現代文学 9,663 位 / 9,663件
文字数 777 最終更新日 2026.01.20 登録日 2026.01.20
エッセイ・ノンフィクション 完結 ショートショート
はじめまして。 柿本梨緒音の自己紹介をします。 幼い頃から、読書が好きでした。 2024年、ある夢を見たことをきっかけに、 その内容を残したくてPCに向かいました。 感情や映像を思うまま言葉にしていくうちに、 もう一度、小説を書きたいと思うようになりました。
24h.ポイント 0pt
小説 230,741 位 / 230,741件 エッセイ・ノンフィクション 8,997 位 / 8,997件
文字数 535 最終更新日 2026.01.20 登録日 2026.01.20
現代文学 完結 短編 R15
※本作には、モラルハラスメント、毒親による心理的虐待、不倫、妊娠出産にまつわる心身の不調、家庭内での孤立など、センシティブなテーマが含まれています。 現実に重なる読者様にとって、精神的負担となる可能性がございます。ご無理のない範囲でお読みください。 「もう若くない」「帝王切開なんて甘え」「病気の嫁なんて聞いてない」 義母と夫の言葉は、文子の“母”のそれとそっくりだった。 卵巣の病気、40代での初産、誰も寄り添わない産前産後。 でも、文子はただ耐えるだけの女じゃなかった。 静かに日記を綴り、メールを保管し、義母の無神経さと夫の不倫を記録する。 「耐えることは、美徳ではない。ただ、生き抜くための準備だ」 そして、出産を終えた文子は消息を絶ち──一年後、弁護士から届く一通の手紙。 これは、誰にも気づかれず傷を抱えてきたひとりの女性が、 “自分の人生を取り戻す”ために準備し続けた物語。
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小説 230,741 位 / 230,741件 現代文学 9,663 位 / 9,663件
文字数 3,478 最終更新日 2025.05.28 登録日 2025.05.28
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