魔力覚醒 小説一覧
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件
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生まれてすぐに誘拐され、死んだとされた王女──
その赤子は、実は平民街にひっそりと置き去りにされていた。
病弱な父に拾われ、居酒屋の看板娘として育ったミリア。
白い小花を髪に挿し、歌うことが大好きな少女。
自分の歌に“治癒の力”が宿っていることなど知らずに、
父と平民仲間に囲まれ、穏やかな日々を送っていた。
ある日、市場にお忍びで来ていた皇太子とその側近が、ミリアの歌声を耳にする。
皇太子は“王族にしかない魔力の波動”を感じ、
側近は幼い頃の祭りで出会った白い小花の少女を思い出し、胸がざわつく。
その直後、父が危篤に。
泣きながら歌ったミリアの声は奇跡を起こし、治癒魔法が覚醒する。
「どうして平民の私に魔力が……?」
やがて明かされる真実──
ミリアこそ、行方不明になっていた王女その人だった。
王宮に迎えられ、王女としての生活が始まる。
不安と戸惑いの中、そばにいてくれるのは、
幼い頃に一目惚れし、今も変わらず彼女を見つめる皇太子の側近。
「今度こそ、君を見失わない」
歌姫王女として成長していくミリアと、
彼女を支え続ける側近の、優しくて温かい恋の物語。
文字数 23,846
最終更新日 2026.03.17
登録日 2026.03.13
2
「魔力がない」と疎まれ、王女でありながら役立たずと蔑まれ育ったレイナ。
母である初代王妃は聖女と謳われた美女だったが、レイナ出産直後に亡くなり、王はその死をレイナのせいだと恨んでいた。
政略結婚という名の追放。送り込まれた先は、隣国バルデア──冷酷と恐れられる若き王アゼルのもと。
けれど、レイナが出会ったのは冷たい仮面の下に優しさを隠した孤独な王だった。
母に殺されかけた過去を持ち、誰も信じられずに生きてきたアゼル。
誰からも愛されず、魔力がないと捨てられたレイナ。
ふたりが出会ったとき、眠っていた“真の魔力”が動き出す。
「私は……この人を守りたい」
愛されて気づいた心。
それは母が遺した最後の魔法だった──
文字数 4,910
最終更新日 2025.07.08
登録日 2025.07.08
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件