今昔物語集 小説一覧
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*いにしえのコトノハ*4 1/2
Loveじゃなくて、Likeじゃなくて、
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狐憑きの妹君
「狐」「餅」「妹の秘密」
これだけ押さえておけばそんなに難しくないはずです。たぶん。
引用
『宇治拾遺物語』「狐、人に憑きてしとぎ食ふ事」(巻四ノ二、第五十三話)
『今昔物語集』「相撲人大井光遠が妹の強力の語」(巻第二十三 第二十四話)
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逢坂の月、尾花のしらべ
音は、耳だけで聴くものだろうか。
平安の世。楽の名手・源博雅は、失われかけた琵琶の秘曲を求め、逢坂に住む盲目の奏者・蝉丸の庵へ通っていた。そこで出会ったのは、幼い日に聴力を失った少女・阿古。亡き母の声が記憶から薄れていく彼女に、博雅の笛は届かない。
二度叩く敷居、風に揺れる尾花。小さな合図を交わす日々が、音を伝えることの意味を変えていく。
そして三年目の月夜。待ち望んだ秘曲が響くとき、少女との約束が博雅の心を揺らす。
焼け跡にも芽吹く薄のように、喪失の先で育つ絆を描く。
『今昔物語集』の説話と、ススキの花言葉「心が通じる」「生命力」を織り込んだ、静かで温かな歴史短編。
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