「りな」の検索結果
全体で10,303件見つかりました。
探偵として人の裏側を暴く男と、その助手として彼に付き従う少年。
二人は仕事上のパートナーでありながら、互いに触れてはいけない過去と感情を抱えていた。
ある事件をきっかけに、彼らは「父の死」にまつわる因縁へと引きずり込まれていく。
それは偶然か、それとも誰かが仕組んだ必然か。
信じたいのに信じきれない。
救いたいのに近づくほど壊れていく。
友情でも、信頼でもない。
それでも確かに“バディ”として隣に立ち続ける二人の関係は、やがて危うい執着と救済の境界へと変わっていく――。
これは、
“バディになりきれなかった二人”が、それでも互いを選び続ける物語。
文字数 31,914
最終更新日 2026.06.17
登録日 2026.06.02
魔王が倒れ、戦乱の終わった世界。
商機を嗅ぎつけた旅商人ヨハンナは、各地に残る“英雄の石碑”を巡る巡礼ビジネスを思いつく。
その道中、英雄ゆかりの地で彼女が拾ったのは、白く小さな珍妙な魔物――エル。
猫のような顔に角、羽、器用な前足。
妙に賢く、死んでも近くの石碑から蘇る不思議な生き物だった。
地図販売、巡礼商売、土産物開発。
ヨハンナはエルを客寄せに使いながら各地を巡り、次々と商機を生み出していく。
だが旅の中で、吟遊詩人が語る英雄譚にエルが嫌悪を示し、石碑の前で震え、古い戦場で涙を流すことに気づく。
やがて見つかる、呪いを一時的に解く遺物。
白い魔物の正体は――
世界を救い、そして誰にも救われなかった“英雄” エリオス だった。
これは、
止まれない女商人と、終われなかった英雄が、
各地の石碑を巡りながら“生き直し方”を探す旅の物語。
文字数 30,162
最終更新日 2026.07.01
登録日 2026.05.31
幼馴染の2人の少女。
成績優秀スポーツ万能文武両道の王子様系女の子といつも眠たげな殺し屋会のホープの少女が織りなす1年間のハートフル学校ライフ
文字数 20,361
最終更新日 2026.06.26
登録日 2026.06.11
山奥にある地方コミューン出身の主人公・鶉(うずら)と兄・琥珀(こはく)
ふたりは共にシティ郊外にある全寮制の学園で生活している
シティ出身の生徒のほとんどは、埋め込み式神経接続装置《CEPTOR》を入れており、それにより感覚や感情すらデータ化して共有することができる
学園も《CEPTOR》はあることが前提の環境になっていた
同じ環境で育ち、共に《CEPTOR》を持たないという条件でありながら、すぐに学園へ適応し周囲へ溶け込んでいく兄
それとは対称的に、鶉は人工食品を受け入れることができず、なかなか周囲にも馴染むことのできない自分に思い悩んでいた
鶉の唯一の友・青鸞(せいらん)はシティの市長の息子であり、抜きん出た能力と恵まれた容貌から後継者として将来を約束された立場にある
しかし、本人はそれを望んでいない
醒めた目で周囲から距離を置き、何故か鶉と行動を共にしている
ある天体観測の夜
青鸞の誘いで、鶉は学園の立ち入り禁止区画へと足を踏み入れる
その先にあるのは、長い間放棄されていた温室と小さな研究室だった
そこでふたりは、シティでは忌避されている生の果実を口にする経験を共有する
また、鶉は廃温室で、もうひとりの少年・黒鶫(くろつぐみ)と出会う
黒鶫はシティで生まれ育ちながら、誰とも共有できない孤独を感じていた
自分と似た孤独を感じ取った鶉と黒鶫は距離を縮めるが、やがて黒鶫は鶉に向かって叫ぶ
「君は自分で選んで外側にいる。それは孤独じゃない、ただの贅沢だ」
その言葉は、鶉が気づかないまま受け入れてきた「守られ方」への、静かな告発だった
完璧な兄への疑念
そして起きる事故
調査の果てに鶉と青鸞が辿り着いたのは、この世界の秩序を支える、ある不都合な真実だった
知らないままでいることは、誰かに選ばされていることかもしれない
文字数 51,130
最終更新日 2026.06.19
登録日 2026.06.12